リリスク現体制最後となるであろう記念碑的作品
2022年夏での現体制終了が発表されたヒップホップアイドルユニットのオリジナル・アルバム。これまでその柔軟性を失わずむしろスキルを上げることでそれを強化し続けて、歩みを刻み続けてきた中での先述の発表は至極残念であるが、まさにその成果の結実としてこれがドロップされたことを喜びたい。
(C)オンライン:奥田 賢悟
タワーレコード(2022/06/03)
KMを筆頭とする日本の最前線を張るトップ・クリエイター達を大挙迎えながら、アイドル・フィールドで絶対的なプレゼンスを既に獲得しつつも、ここ日本では他例を見ないガールズ・ラップ・ユニットという成り立ちで前人未到のエリアへと到達した大型の作品集に。 (C)RS
JMD(2022/04/02)
ガールズ・ラップ・ユニット、リリカルスクールの完成形を伝える最新鋭/極彩色の全11曲。
KMを筆頭とする日本の最前線を張るトップ・クリエイター達を大挙迎えながら、アイドル・フィールドで絶対的なプレゼンスを既に獲得しつつも、ここ日本では他例を見ないガールズ・ラップ・ユニットという成り立ちで前人未到のエリアへと到達した大型の作品集に。
発売・販売元 提供資料(2022/02/08)
メンバー4名の卒業が発表され、5本マイクでの集大成となる7月24日の日比谷野音へと向かうことになった彼女たちが、現体制の置き土産として、格段にステップアップした力作『Wonderland』からちょうど1年ぶりにニュー・アルバムをリリースした。ALI-KICKと大久保潤也(アナ)による"L.S."からバリバリバリバリぶっかまし、手の合うvalknee作による2 曲をはじめ、PESやKM、Rachelらが前作から続投して期待に応える。一方ではLil'Yukichiとの"Bounce"、ZEN-LA-ROCK×MURO×grooveman Spot×KASHIFによる"ユメミテル"、BBY NABEらとの新鮮なマッチングも楽しめる、節目らしからぬ攻めの充実作になった。大久保潤也×上田修平による文字通りのラスト"LAST SCENE"にもグッときます。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.461(2022年4月25日発行号)掲載)