70年代に当時10代の時から共に演奏を行なうマルチ・ミュージシャンJan Mikael Sorensen、Havard Enge、Jan Erik Kirkevold Nilsenの3人によって'17年に結成された、ノルウェー産Progressive Rockバンドの'22年作が登場!
昨年リリースされた『～ 1 & 2』に続く、タイトルとなる'Zero'という名を自称する少年を題材としたアルバム2作にわたるコンセプト作の完結編となる作品。Steve Hackettのバンド・メンバーとして活躍するNad Sylvanがゲスト参加した先行トラック'The Call'を含む全10曲を収録。SOLSTICEのAndy Glass(g)が'Running Faster'にゲスト参加、マスタリングはWHITE WILLOW/THE OPIUM CARTELのJacob Holm-Lupoが担当。バンド名の由来ともなったTALK TALK影響下の、深いディストーションをかけたギターと淡く揺らめくボーカルによるポスト・ロック/ドリーム・ポップ色が強く出た作品です。そこに70年代フォーク・ロックの素朴な味わいとメタル寄りの攻撃的なギターによる起伏、そして何より北欧の冷たく静謐な響きがプラスされており、アルバム全体を通してドラマティックな展開とじっくりと染み込んでくるメロディアスな旋律が非常に印象的。同郷のAIRBAG/Bjorn Riisのファンにもおススメ出来る秀作です!

発売・販売元 提供資料 （2022/11/11）