ダリル・ホールのソロ活動を振り返る初の作品集『ビフォー・アフター』 ソロ・アルバム全5作に加え、自宅からライヴ中継された画期的なウェブ/テレビ・シリーズ「ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウス」の未発表録音(トッド・ラングレン、デイヴ・スチュワート他とのパフォーマンス)を収録。
ダリル・ホール自ら選曲と曲順を決めた『ビフォー・アフター』は2枚組CDに全30曲を収録。ロバート・フリップがプロデュースを手がけた『セイクレッド・ソングス』から、アルバムの発売を待たずに残念ながらこの世を去ってしまった長年の同胞T・ボーン・ウォークとダリル・ホールの共同プロデュースによる2011年の『ラフィング・ダウン・クライング』まで、彼のソロ・アルバム全5作を網羅している。また、本作品集には、ダリル・ホールが「友人たちとの演奏光景をインターネットで流す」という当時としては斬新なアイデアのもと2007年に立ち上げ、ウェブ&テレビ・シリーズの草分けとなった「ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウス」から、6曲の未発表音源が収録される。「ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウス」のスペシャル・ゲストはトッド・ラングレン、デイヴ・スチュワート、モンティ・モンゴメリーなど、ダリル・ホールのクリエイティヴィティの深遠な面と親しみやすさを意外性と満足感のある形で繋いでいる。 それらのコラボレーション相手はロバート・フリップとT・ボーン・ウォークのみならず、ダリル・ホールの1986年のアルバム『ドリームタイム(Three Hearts in the Happy Ending Machine)』のプロデュースを共に手掛け、収録曲の一部を一緒に書いたデイヴ・スチュアートや、1993年の『ソウル・アローン』にヴォーカルで参加したマライア・キャリーにまで及ぶ。このコラボレーション精神は「ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウス」をその黎明期から導いてきた。同番組の15年にわたる歴史の中では、ダリル・ホールがスモーキー・ロビンソンやチープ・トリックからアロー・ブラックやグレイス・ポッターまで何世代にもわたるアーティストを迎えてきた。
発売・販売元 提供資料(2022/01/28)