2019年12月リリースの『Layer Of Soul』より2年4ヶ月、Fugenn & Toosonとしての5枚のアルバムを挟み、生きる力強さを与えてくれるような珠玉のFugenn & The White Elephants待望の新作8thアルバムが完成!! (C)RS
JMD(2022/01/25)
2019年12月リリースの『Layer Of Soul』より2年4ヶ月、Fugenn & Toosonとしての5枚のアルバムを挟み、生きる力強さを与えてくれるような珠玉のFugenn & The White Elephants待望の新作8thアルバム『Re:Earth』が完成!!
2011年の1st『an4rm』で彗星の如く現れ、2012年にエレクトロニカ~エレクトロニックサウンド史に燦然と輝く名盤中の名盤である2nd『Prays』を発表、2013年の4thアルバム『B A BEACON』でFugenn & The White Elephantsの名を確固たるものとしたShuji SaitoによるソロプロジェクトFugenn & The White Elephants、2018年にリリースされた6thアルバム『Elevated Petal』及び2019年の7thアルバム『Layer Of Soul』経て創出された本作は、Fugenn特有の他の追随を許さない変幻自在かつ独自のビート、艶やかで叙情性溢れるサウンドのみならず、その世界観を押し拡げるがごとくあらゆるものを内包、あらゆる者を異次元に導くかのように創造的かつ神秘的な表現が展開される。
アルバムの序章を奏でる妖艶な女性ボーカルが魅力の「Md」、疾走する4フロア・ビートがダンスフロアーに煌めくM2「Climate」、ボーカルと共にアンセムがごとく響き渡るサウンドが中毒性を誘うM3「West Sun」M6「East Side」、20年を越えるキャリアを持つボーカリストJessicaをフィーチャーしたM4「The Will Of The Stars」はFugennらしい情感に満ちた楽曲と言える。美しい夕陽が世界を照らすかのようなサウンドトラック調のM9「Samantabhadra」、そして大阪を拠点に活動するユニットiLUのボーカルKUROをフィーチャーしたプロコルハルム「青い影」でエンディングを迎える。15年を越し成熟したFugenn & The White Elephantsのサウンドは常に先を見据えつつ唯一無二の音世界に満ち溢れている。
発売・販売元 提供資料(2022/01/24)
ビートメイカーToosonとのコラボ作を経て、ソロ・プロジェクト名義では約2年半ぶりとなる8作目は、女性ヴォーカルのJessicaをフィーチャーした"The Will Of The Stars"をはじめ、ゆらめく電子音とアブストラクトなビートがドラマティックに展開していく幻想的な仕上がりに。イメージを掻き立てる流麗なトラック群の中、絶妙なサンプリング・センスに唸る"Ku-Shi"には彼のストイックさが垣間見えるよう。この多彩なスキルも聴きどころ!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.460(2022年3月25日発行号)掲載)