北欧アヴァン・ポップの至宝 ジェニー・ヴァル最新作!
2019年にリリースされた前作『The Practice of Love』が絶賛され、ホーヴァル・ヴォルデンとのユニット、ロスト・ガールズでの活動も高い評価を獲得している北欧アヴァン・ポップの至宝ジェニー・ヴァルが最新アルバムを〈4AD〉よりリリース!!
メロウなシティ・ポップがサビの高揚感とともに甘美なインダストリアル・サウンドと混ざり合っていく移籍第一弾シングル「Jupiter」、ポール・サイモンの『The Rhythm Of The Saints』を彷彿とさせるパーカッシヴなサウンドスケープにヴァルのシルキーな歌声がたなびく「Year of Love」を筆頭に過去最高にポップな仕上がりを見せる全8曲を収録。
ヨハン・リンドヴァル、ハンス・ハルベクモといった北欧ジャズ・シーンの精鋭や盟友ホーヴァル・ヴォルデンらをバック・バンドに従え、エンジニアは前作に続き坂本龍一やビョークといった大物アーティストからアレックスGやプーマ・ブルーといったインディ・アクトまで幅広く手がける才媛ヘバ・カドリーが担当。
パンデミック期間中にアーティストとして、一人の人間としての自分とは一体何者なのかということに向き合い、見つけ出したその答えが美しきアヴァン・ポップの至上として鳴り響く快心作がここに完成した。
なお、本作の国内流通仕様盤CDには解説および歌詞対訳を封入。
発売・販売元 提供資料(2022/01/19)
2019年の前作『The Practice Of Love』が評価され、ホーヴァル・ヴォルデンと組んだロスト・ガールズでも支持を集める〈北欧アヴァン・ポップの至宝〉が4ADに移籍して新作を完成。パンデミック期にアーティスト/人間としての自身に向き合った思いを投影したそうで、ホーヴァルや北欧ジャズ界の演奏家たちが助力した幻想的で緻密な音像に自身の歌声を響かせた景色は想像以上に親しみやすい。異形の美しさがクセになるかも。
bounce (C)香椎 恵
タワーレコード(vol.460(2022年3月25日発行号)掲載)