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政治的リベラリズム 増補版
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商品の情報

フォーマット

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構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2022年01月11日

規格品番

-

レーベル

ISBN

9784480867377

版型

A5

ページ数

704

商品の説明

多様な価値観により深く分断された社会で、私たちはどうすれば共に生きられるのか。『正義論』への批判に応え、自らの構想を刷新した、ロールズの理論的集大成!本書は、現代世界に突きつけられたこの難問に、〈公正としての正義〉の構想をみずから修正し、答える試みである。〈重なり合うコンセンサス〉〈公共的理性〉〈穏当な包括的世界観〉といった鍵となる理念を駆使し、ロールズが提唱する「正義の政治的構想」とはいかなるものか。分野を超えて世界的なインパクトをもたらした『正義論』を刷新する後期ロールズの理論的集大成、ついに邦訳刊行!多様な価値観に深く分断された社会で私たちはどうすれば共に生きられるか――正義は、可能か?

作品の情報
メイン
訳者
福間聡
その他
収録内容

構成数 | 1枚

序論ペーパーバック版への序論第一部 政治的リベラリズム――基本的要素第一講義 基底的諸理念第1節 二つの基底的な問題に取り組む第2節 正義の政治的構想という理念第3節 協働の公正なシステムとしての社会という理念第4節 原初状態の理念第5節 人格の政治的構想第6節 秩序だった社会の理念第7節 共同体でもなければ、連合体でもない第8節 抽象的な構想の使用について第二講義 市民の能力とその代表・再現第1節 道理性と合理性第2節 判断の重責第3節 穏当な包括的世界観第4節 公示性条件――その三つのレベル第5節 合理的自律――人工的であり、政治的ではない第6節 十全な自律――政治的であり、倫理的ではない第7節 人格における道徳的動機づけの土台第8節 道徳心理学――哲学的であり、心理学的ではない第三講義 政治的構成主義第1節 構成主義的構想の理念第2節 カントの道徳的構成主義第3節 構成主義的見解としての〈公正としての正義〉第4節 社会および人格の構想が担う役割第5節 客観性の三構想第6節 知識の因果から独立した客観性第7節 政治的に言うと、客観的な理由はどんな場合に存在するのか?第8節 政治的構成主義の領域第二部 政治的リベラリズム――三つの主要理念第四講義 重なり合うコンセンサスの理念第1節 政治的リベラリズムはいかにして可能か第2節 安定性の問題第3節 重なり合うコンセンサスの三つの特徴第4節 重なり合うコンセンサスは無関心でも懐疑的でもない第5節 政治的構想は包括的である必要はない第6節 憲法上のコンセンサスへの諸段階第7節 重なり合うコンセンサスへの諸段階第8節 構想と諸世界観はどのように関連しているのか第五講義 正の優先権と善の諸理念第1節 政治的構想はどのように善の諸構想に限界を設けるのか第2節 合理性としての善性第3節 基本財と個人間比較第4節 市民のニーズとしての基本財第5節 許容されうる善の諸構想と政治的諸徳第6節 〈公正としての正義〉は善の諸構想に対して公正か第7節 政治社会の善第8節 〈公正としての正義〉が完備しているということ第六講義 公共的理性の理念第1節 公共的理性の諸課題と諸フォーラム第2節 公共的理性と〈デモクラティックな市民としての権利・義務〉の理想第3節 非公共的な諸理由第4節 公共的理性の内容第5節 憲法の本質的要素という理念第6節 公共的理性の手本としての最高裁判所第7節 公共的理性が抱える明白な諸困難第8節 公共的理性の諸限界第三部 制度的枠組み第七講義 主題としての基礎構造第1節 正義の第一主題第2節 適切な系列による統一性第3節 リバタリアニズムは基礎構造に関して特別な役割を持たない第4節 後ろ盾となる正義の重要性第5節 基礎構造は諸個人にどう影響するのか第6節 仮想的で非歴史的な合意としての初期合意第7節 初期合意の特別な諸特徴第8節 人間関係の社会的性質第9節 基礎構造の理想的な形態第10節 ヘーゲルの批判に対する返答第八講義 基本的諸自由とそれらの優先権第1節 〈公正としての正義〉の初期の達成目標第2節 基本的諸自由の特別な地位第3節 人格と社会的協働の諸構想第4節 原初状態第5節 諸自由の優先権(1)――第二の道徳能力第6節 諸自由の優先権(2)――第一の道徳能力第7節 基本的諸自由はたんに形式的なものではない第8節 基本的諸自由の十全に適切な制度枠組み第9節 諸自由はいかにしてひとつの整合的な制度枠組みに収まるのか第10節 自由な政治的言論第11節 明白かつ現在の危険のルール第12節 政治的諸自由の公正な価値の維持第13節 第二原理とつながりのある諸自由第14節 〈公正としての正義〉の役割第九講義 ハーバーマスへの返答第1節 二つの主要な違い第2節 重なり合うコンセンサスと正当化第3節 近代人の自由対人民の意志第4節 諸自由の根源第5節 手続き上の正義対実体的正義第6節 結論第四部 公共的理性の理念・再考「公共的理性の理念・再考」への導入公共的理性の理念・再考(1997)第1節 公共的理性の理念第2節 公共的理性の内容第3節 デモクラシーにおける宗教と公共的理性第4節 公共的な政治文化についての広範な見解第5節 基礎構造の一部としての家族について第6節 公共的理性の問題点第7節 結論解説 川本隆史事項索引/人名索引
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