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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年01月 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 白水社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784560098783 |
| ページ数 | 482P |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
1933年、欧米民主国のベルリン駐在記者たちは、ナチ台頭とユダヤ人迫害をいかに報道したのか?仏のジャーナリストによる警鐘の書
〈フランス・ジャーナリズム会議賞〉受賞作品
三浦俊章氏(朝日新聞編集委員)推薦!
1933年、欧米民主国のベルリン駐在記者たちは、ナチ台頭とユダヤ人迫害をいかに報道したのか? 仏のジャーナリストによる警鐘の書。
なぜ彼らは何も言わなかったのか?
一九三三年、ヒトラーが首相に就任、国会議事堂放火事件を契機に、ヒトラーとナチ党は共産党やユダヤ人への弾圧を強化、国会選挙でナチ党が勝利、全権委任法を可決して、独裁体制が成立した。大きな歴史的転換期となったこの年、海外メディアやその駐在記者たちは、ヒトラーおよび「ナチ台頭」、「ユダヤ人迫害」をどのように報道していたのか? 本書は、フランスのジャーナリスト(メディア批評)が、ナチに批判的で国外追放された記者から従順で妥協的な記者まで、当時の記事や回想録を掘り起こして徹底検証する。
海外メディアやその駐在記者たちが検閲や威嚇に屈せず、欺瞞や宣伝に騙されず、ナチを告発する報道は困難極まりなかった。ナチに目をつけられていたエドガー・マウラーや、ヒトラーに独占インタビューしたドロシー・トンプソンのように辛辣な記者は、すぐに国外追放されてしまう。一方、ナチとは妥協しながら、現場に残ることが重要と考えるルイス・ロッホナーは、批判の対象となる。「トランプ現象」と「報道の自由」が脅かされる現代に警鐘を鳴らす書。三浦俊章氏(朝日新聞編集委員)推薦。〈フランス・ジャーナリズム会議賞〉受賞作品。

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