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クラシック
CDアルバム

リュリ: ミゼレーレ

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年02月11日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルChateau de Versailles Spectacles
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 NYCX-10278
SKU 4589538776107

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687): グラン・モテ
1-12. わたしを憐れんでください、主よ(ミゼレーレ)
13-20. なにゆえ諸国の民は群れをなし
21-27. 全地よ歓喜して神を迎えよ(ユビラーテ・デオ)

【演奏】
レゼポペー(古楽器&声楽アンサンブル)
ステファーヌ・フュジェ(指揮)

【録音】
2021年3月6-8日
ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂、フランス

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

"偉大なる世紀"と呼ばれるルイ14世治世下の17世紀フランスで、王の絶大な信頼のもとフランス宮廷音楽の理想形を作り上げた立役者ジャン=バティスト・リュリ。しかしながら、近年復権めざましい彼のオペラ群に対し、器楽と声楽が比類なく美しい交錯をみせるグラン・モテ(宗教曲)の数々は、後続世代の作曲家たちにも刺激を与えた重要な存在でありながら、意外なまでに録音が出てきません。その復権に意欲的な俊才ステファーヌ・フュジェは今回のアルバムで、最初期・中期・後期から3曲を厳選。フランス生粋の古楽器楽団による本格新録音はいずれも実に貴重です。 (C)RS
JMD(2021/12/25)

本場ヴェルサイユ発!傑作『ミゼレーレ』他、初期から晩期までリュリ教会音楽の神髄

「偉大なる世紀」と呼ばれるルイ14世治世下の17世紀フランスで、王の絶大な信頼のもとフランス宮廷音楽の理想形を作り上げた立役者ジャン=バティスト・リュリ。しかしながら、近年復権めざましい彼のオペラ群に対し、器楽と声楽が比類なく美しい交錯をみせるグラン・モテ(宗教曲)の数々は、後続世代の作曲家たちにも刺激を与えた重要な存在でありながら、意外なまでに録音が出てきません。その復権に意欲的な俊才ステファーヌ・フュジェは今回のアルバムで、最初期・中期・後期から3曲を厳選。フランス生粋の古楽器楽団による本格新録音はいずれも実に貴重です。復元型の大型ヴィオラやバス・ド・ヴィオロンが活躍する総勢24名の弦楽合奏や古雅な低音管楽器セルパン、2台ずつのテオルボと鍵盤の参加など、フランス17世紀流儀を妥協なく追求した彼らが作り上げる響きは『ミゼレーレ』の冒頭から本格的かつ圧倒的なもの。風格漂う歌唱も隅々まで美しく、折々ソロを交えながらの声楽陣には、アラルコン指揮の《セメレ》(RIC437)でもキューピッド役で登場しているグワンドリーヌ・ブロンデールや、実力派ブノワ・アルヌー、中世から現代まで歌いこなす異才マルク・モイヨンなど、新旧世代の才人も多数参加。さらに、2021年12月の寺神戸亮指揮によるラモー『アナクレオン』(北とぴあ)に出演した湯川亜也子、フランスとベルギーで多忙な活躍をみせる坂本久美など日本人歌手の参与も。ルイ14世の晩年に完成したヴェルサイユの礼拝堂に響きわたる充実解釈を、自然な場の佇まいとともに収めた名技師フレデリク・ブリアンのエンジニアリングも見事です。

国内盤 歌詞日本語訳
解説日本語訳…白沢達生
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2021/12/21)

メンバーズレビュー

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アレグリ作品との聴き比べをしたかったこと、主にスペクタクル作品を目や耳にするリュリの仕事だが、調べ直すと宗教曲も作曲していて、これは片手落ちの理解になるところだった改めて気づき、購入を決めた。
“リュリは生涯を通じ、王室礼拝堂にかかわる役職を授からないままであった…中略…リュリの存在はグラン・モテの発展に不可欠だったのである。”(本盤解説より抜粋)
日本語解説付きを選び、本当に良かった。解説翻訳者の補記も併載されていることもあるが、ヴェルサイユ・バロック音楽センタ―研究員トマ・ルコントThomas Leconte氏の解説は優れているので、是非、一読そして精読をお薦めする。
世界史学習で王権神授説は必須だったが、私などは如何せん受験勉強の域を出ていない水準だったから、絶対王政における理論武装ぐらいにしか把握していなくて、実際、どのようなものであったか、本盤を聴、解説を読むまで、やはり核心を知り得ていなかったことに気づいた。
“フランス王という立場は神が授けた地位なのだから、現世における権力組織からは(たとえそれがキリスト教にかかわる重要組織であろうと)一切干渉されるいわれはない…中略…そうしたわけで
ルイ14世は日々のミサにおいても、ロ―マの教皇が定める礼拝の式次第は採用しなかった。”(本盤解説より抜粋)
フランスに於ける王権神授説は、ジャン・ボダン『国家論六編』(1576年)で理論化、ルイ14世の宮廷説経師ジャック=ベニュ―ニ・ボシュエ『世界史叙説』で展開しているとあった。
理論的根拠は、新約聖書『ロ―マ人への手紙』13章が考えられるとある。
“⑴すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだから。”
耳で聴く世界史として、大変価値のある録音。
弥栄を祈念して。
ジャン=バティスト・リュリJean-Baptiste Lullyの祥月命日(1683年3月22日)に。
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