フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年02月16日 |
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規格品番 |
GDHV006 |
レーベル |
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SKU |
4540399320977 |
ソロ活動と並行しながら様々な形で共演・共作を継続してきた2人による新作。北インドの弦楽器演奏家Babuiをフィーチャーしてのタイトル曲(1)、タブラと音響系のサウンドが絶妙なエレクトニカ(2)、北インドの古典音楽をベースにした(4)、変拍子に心地良いメロディーが重なる(5)(6)などアンビエント、ニューエイジ、ミニマルテクノまでをゆらりと堪能出来る傑作
(C)池袋店:柴野 直史
前作『2 Tone』の発表後も互いのソロ活動と並行しながら様々な形で共演・共作を継続してきた2人が満を持して提示するニューアルバムは、完全なインストゥルメント作品。
北インドの弦楽器サロードの演奏家Babuiをフィーチャーしたタイトルナンバー「Good News」、ダンス・ミュージックとタブラの相性の良さを再確認できる「Go Around」、あるエキシビジョンの映像のために蓮沼が書き下ろした曲を再構成した「6 Perspectives」、北インド古典音楽の伝統的なリズムRupak(7拍子)によるタブラソロ演奏が元になった「Septem」、4拍子と5拍子を同時演奏しているようなポリリズムが印象的な「Guess Who」。方向性は様々だが、どの曲もひたすら耳に心地よい。
マスタリングは木村健太郎(kimken studio)、アートワークは長嶋りかこ(village(R))が担当。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:41:30
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アート・リンゼイや坂本龍一が参加した『2 Tone』以来、5年ぶりとなる新作は完全なインスト作品。近年のアンビエント/ニューエイジの再評価ともシンクロする、瞑想的なサウンドスケープが全編で展開されている。一方、パーカッシヴなビートを活かしたミニマル・テクノのような高揚感も同時に感じられ、北インドの弦楽器サロードの演奏家バブイをフィーチャーしたタイトル曲や、同じく北インド古典音楽の伝統的なリズム〈ルーパック〉によるタブラのソロ演奏が基になった"Septem"などは、やはりこの2組ならでは。フィル編成とは異なる小編成だからこそ、蓮沼の出自にあるアヴァンなエレクトロニカに対する趣向性も強く表れていて、00年前後の音響派のシーンからの連続性が読み取れるのもおもしろい。
bounce (C)金子厚武タワーレコード (vol.459(2022年2月25日発行号)掲載)
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アンビエントやニューエイジの要素とインド音楽を融合させる2人の作品は、赤塚不二夫の映画サントラと『2 Tone』に続いて3作目。北インドの弦楽器・サロードを取り入れたタイトル曲や、インドの伝統的な7拍子のリズムのタブラソロを元にした《Septem》など、よりインド古典音楽に寄り添いつつも、それだけでは終わらない完全インストゥルメンタルが全10曲。融合という意味では無機物と有機物の融合でもあり、伝統と革新の融合でもあるが、その結果、冷たくクールなのにどこか温かくて人懐こい、より居心地のいい空間が生まれている。少し趣は異なるが、そういう意味ではSKETCH SHOWなどに通じるところがあるかも。
intoxicate (C)酒井優考タワーレコード (vol.156(2022年2月20日発行号)掲載)
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