スウェーデンの重戦車サバトンがニュー・アルバムをリリース!前作に引き続き第一次世界大戦がテーマ。もちろん中身はヘヴィで男臭くて異様なまでにキャッチーな、いつものサバトン。これを聴いて興奮しないメタル・ファンなどいるのか。 (C)RS
JMD(2021/12/22)
スウェーデンの重戦車サバトンがニュー・アルバムをリリース!前作に引き続き第一次世界大戦がテーマ。もちろん中身はヘヴィで男臭くて異様なまでにキャッチーな、いつものサバトン。これを聴いて興奮しないメタル・ファンなどいるのか。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
スウェーデンの重戦車サバトン。05年に『Primo Victoria』でアルバム・デビューを果たすと、その強烈にキャッチーなパワー・メタルを武器に、ヨーロッパを中心に大人気を博していく。5枚目のアルバム『Coat of Arms』(10年)はドイツの大手ニュークリア・ブラストからのリリース。その後ゴールドやプラチナム・ディスクを連発した彼らは、名実ともにヨーロッパを代表するパワー・メタル・バンドとなる。そして『ラウド・パーク15』でついに初来日が実現すると、厳ついイメージとは対極の、見たものすべてを笑顔にするエンターテインメント満載のステージでファンを圧倒し、一気に日本でもサバトン人気に火がついた。今やヘヴィメタル・ファンで、サバトンを知らぬものなどいないであろう。
この度そんなサバトンが、3年ぶりとなるニュー・アルバム『ザ・ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ』をリリースする。結成以来、ひたすら戦争について歌い続けてきた彼ら。19年の前作『ザ・クレイド・ウォー』は第一次世界大戦をテーマとしたコンセプトであったが、驚いたことに今回もテーマは同じ。「第一次世界大戦についてはまだまだ語り足りないことがある」というのが、彼らの言だ。音の方については、改めて言及するまでもないだろう。サバトンに変化はない。もちろん良い意味でだ。サバトンは、アルバム一枚気に入れば、その他のアルバムすべても気に入る保証ができるバンド。当然『ザ・ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ』も例外ではない。ヘヴィで男臭くて、そして何より一度聴いたら忘れることができないわかりやすいサビ。本作も、ライヴでの大合唱が容易に想像できる楽曲満載。パワー・メタル・ファン、いやヘヴィメタル・ファンならば、絶対に聴き逃すことのできない作品だ。これを聴いて興奮しないメタル・ファンなどいるのか。
【メンバー】
ヨアキム・ブロデーン (ヴォーカル)
パル・スンドストロム (ベース)
クリス・ローランド (ギター)
トミー・ヨハンソン (ギター)
ハネス・ヴァン・ダール (ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2021/12/21)