ロンドン・シーンの最前線で、青いビートが鳴り響く―
ストリーミング再生数3500万回超 !UKジャズ界で今最も注目を集め、ジャズ、ソウル、 エレクトロなど様々なジャンルを独自に昇華したロンドンのビートメイキング・デュオ、ブルーノートから待望のフル・アルバムをリリース!
NK OK と Mr DMによるロンドンの新世代ビートメイキング・デュオ、 ブルー・ラブ・ビーツ。2020年にリリースされた名門ブルーノートの名曲たちを現在のUKジャズ最高峰のミュージシャンが再解釈したアルバム『ブルーノート・リイマジンド』へ参加し、 翌年にはブルーノートとの契約を果たす!デュア・リパやモーゼス・ボイド、サンダーキャット、カマシ・ワシントン、トム・ミッシュなど錚々たる面子と共演を重ね 、 グラミー賞にノミネート されたアンジェリーク・キジョ―の最新作 『Mother Nature』 にも参加するなど、 世界的にも急速に支持を集めています。 Kan Sano とスプリット7インチをリリースするなど日本でも話題を呼んだ彼らが、いよいよ名門 ブルーノートから待望のフル・アルバムをリリース。
アルバムにはこれまでシングルとしてリリース された「レーベルズ」や「ダット・イット」といった楽曲から、新世代の歌姫ピップ・ミレットをフィーチャーした「ホーム」、フェラ・クティのサンプリングを交えながらアフロ・ビートに新たなアプローチを見せる「マザーランド・ジャーニー」など、彼らのルーツをベースとしながらもそれを UK ジャズ・シーンというフィルターを通して新たな響きへと昇華した、傑作の名に相応しい仕上がりです。
12月10日に先行シングルとして配信リリースされたタイトル曲「マザーランド・ジャーニー」について、メンバーのNK OK とMr DM は「偉大なフェラ・クティをフィーチャーしたこの曲は僕たちにとってとて も特別な曲なんだ。この曲はキルビーツと一緒にガーナで作ったんだけど、フェラ・クティのヴォーカルをこの曲にフィーチャーする許諾が彼の出版社からおりたときは文字通りぶっ飛んだよ。夢が叶った瞬間 だった」と語っています。
発売・販売元 提供資料(2021/12/13)
ジャズ~ソウル~エレクトロにアフロビートまでをも融合した〈ジャフロ・ビート〉なる音楽性で、いまや群雄割拠のロンドン・シーンを牽引するビートメイキング・デュオが通算3作目にして名門ブルー・ノートからは初となるアルバムをリリース。ゲットー・ボーイを迎えた先行シングル"Blow You Away"ではヒット・チャートを賑わせそうなポップネスを提示したかと思えば、表題曲ではフェラ・クティのヴォーカルをサンプリングし、アフロビートに新たな息吹を加えながらスムースに展開。さらに新世代の歌姫ピップ・ミレットとの"Home"では名門の期待に応える王道のジャズ・ヴォーカル曲を披露するなど、仕上がりは実に多彩。ロンドン・シーンの、あるいはブルー・ノートの、新たな幕開けを予感させる一枚だ。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.459(2022年2月25日発行号)掲載)