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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年12月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524228577 |
| ページ数 | 344 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
【書評1】
本書は,2012年に英国で出版され好評を博した医学書の改訂版として2020年に刊行された原書第2版の訳本である.
本書の第一の特徴はポケットサイズであり解剖書としてはめずらしく携帯可能で,税込みで3,080円と医学書としては廉価な点があげられる.
第二の特徴は,これが本書の最大の特徴であるが,体表からみたときに解剖学的構造(筋肉,腱,神経,血管,臓器,骨など)がどこにあるかという点を主眼において構成されていることである.すなわち,診察,検査,そして穿刺などの手技時にどこに何があるか,何に気をつけるべきかが,豊富な写真,図,CT画像や超音波画像で示されている.例をあげると,第3章「胸部」では長胸神経がどこを走行しているかが図示されており,「腋窩の手術や胸腔穿刺の際に損傷することがある.長胸神経の損傷により翼状肩甲骨を生じる」と書かれている.また緊張性気胸の際の穿刺減圧の部位(第2肋間隙,鎖骨中線)が写真に図示されているほか,経胸壁的に胸腔を観察した場合の超音波画像も示されている.さらに,肋骨横隔洞についても「肋骨横隔洞は肝臓や腎臓を覆っている.生検や外科的処置の際には貫通するため,気胸を生じることがある.穿刺前に呼気させることで,肺を肋骨横隔洞から動かし,リスクを減らすことができる」などの臨床に即した記載が豊富である.緊張性気胸の際の穿刺部位(第2肋間隙,鎖骨中線)を覚えることも重要であるが,画像を加えることで記憶にもさらに定着しやすいと考えられる.
改訂版では新生児の章が追加されており,成人との違いが詳述されている.また臨床的に有用な超音波画像が多数追加されている.
本書は臨床実習を開始する医学生や研修医に特に有用と思われるが,すでにトレーニングを終了した医師であっても,不慣れな部位の穿刺や小手術を行う際に前もって本書に目を通すことで合併症のリスクを下げる重要なヒントをもらうことができるかもしれない.さまざまな年代の医師に役立つ好書であり,ぜひ手にとって読んでいただきたい一冊である.
臨床雑誌外科84巻7号(2022年6月号)より転載 [順天堂大学上部消化管外科教授 峯 真司]
【書評2】
医師としての重要な役割は,解剖を熟知して身体所見から得られる情報をもとに診断することや,体表から体内に安全にアプローチして検査・治療を行うことである.検査・診断技術が日々進歩する現代の医療においても,症状や身体所見から得られる情報はもっとも重要であり,診察の基本となることはいうまでもない.筆者が専門とする呼吸器外科診療においても,身体所見や症状が重要であることを痛感したことがあった.肺尖部に腫瘍ができた症例では,Horner症候群による患側の発汗障害を生じるだけでなく尺骨神経障害による小指側の運動知覚障害が起こることは,医学部の講義で教わっている.現場でそのような患者が小指のしびれを訴えても別の疾患に起因すると考え,整形外科や神経内科を受診させたために治療が遅れてしまったことがあった.一般医師だけでなく呼吸器専門の医師であっても,肺尖部は体表上頸部の付け根にあり,肺尖部に異常があると腕神経叢の下端の尺骨神経を障害することが理解されていないことがある.このような事例は,体表からの解剖学的な位置関係をイメージできていない...
体内の臓器を図示した多彩な体表写真により,体表から神経・血管,骨格などの位置を把握できるカラーアトラスのベストセラー,待望の改訂版! 最新の知見に全編をブラッシュアップしたほか,新たに加齢に伴う位置関係の変化を示した「新生児」の章を追加.体表解剖の参考となるX線像,CT,血管造影,超音波画像も多く掲載し,視診・触診や穿刺などの実臨床に役立つ実践性を備えている.すべてのメディカルスタッフのポケットに忍ばせておきたい一冊.

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