ピーター・ディンクレイジ主演、ジョー・ライト監督のミュージカル映画『Cyrano』。過去に何度も舞台化・映像化されてきたエドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を舞台監督のエリカ・シュミットが新しくミュージカル化した期待の作品。本作はそんな期待作のサウンドトラック。音楽は米国を代表するロック・バンドであるザ・ナショナルのブライス・デスナーとアーロン・デスナーの兄弟が担当。作詞で同バンドのフロントマンであるマット・バーニンガー、そして作曲家のカリン・ベッサーも参加しています。録音はアビイ・ロード・スタジオで行われ、映画の美やロマンス、そしてむき出しの感情といった要素を強調することに成功しています。映画のエンド・クレジットでフィーチャーされている楽曲「サムバディ・デスパレート」はザ・ナショナルとして作曲・演奏された完全な新曲となっているところも注目です。 (C)RS
JMD(2021/12/14)
ピーター・ディンクレイジ主演、ジョー・ライト監督のミュージカル映画『Cyrano』。過去に何度も舞台化・映像化されてきたエドモン・ロスタンの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を舞台監督のエリカ・シュミットが新しくミュージカル化した期待の作品です。
本作はそんな期待作のサウンドトラック。音楽は米国を代表するロック・バンドであるザ・ナショナルのブライス・デスナーとアーロン・デスナーの兄弟が担当。作詞で同バンドのフロントマンであるマット・バーニンガー、そして作曲家のカリン・ベッサーも参加しています。録音はアビイ・ロード・スタジオで行われ、映画の美やロマンス、そしてむき出しの感情といった要素を強調することに成功しています。映画のエンド・クレジットでフィーチャーされている楽曲「サムバディ・デスパレート」はザ・ナショナルとして作曲・演奏された完全な新曲となっているところも注目です。
サウンドトラックには、主演のピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr、グレン・ハンサードといったキャストによる歌唱もフィーチャーされており、また演奏もロンドン・コンテンポラリー・オーケストラやピアニストのヴィキングル・オラフソンといった豪華な布陣となっています。特にヴィキングル・オラフソンは「セイイング・グッドバイ」という楽曲ではソロ・ピアノを披露するなど大きくフィーチャーされており、映画ファンやミュージカル・ファンのみならずクラシック・ファンにとっても注目の内容です。
発売・販売元 提供資料(2021/12/10)
世界各地で上演され、映画化・ミュージカル化されている、フランスの劇作家エドモン・ロスタンによる傑作戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』。今作は『プライドと偏見』、『つぐない』のジョー・ライト監督がミュージカル映画化。音楽はザ・ナショナルのブライス・デスナーとアーロン・デスナーの兄弟が担当しており、クラシカルで、美しく壮大な楽曲は、切ないストーリーの映像とともに心揺さぶられ、引き込まれること必至。アイスランドのピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが参加し、透明感溢れるタッチで、音楽に心地よい緊張感をもたらしてくれています。
intoxicate (C)上村友美絵
タワーレコード(vol.156(2022年2月20日発行号)掲載)