"世界が必要とするロックバンド"との呼び声が高いAnalogfishシーンで熱狂的に支持される最新作が待望のLP化! (C)RS
JMD(2023/02/08)
「世界が必要とするロックバンド」との呼び声が高いAnalogfishシーンで熱狂的に支持される最新作が待望のLP化!
ソリッド且つシンプルなバンドサウンドを基本としながらもシンセサイザーのシークエンスを主体にしたカラフルでエレポップ風なサウンド「Moonlight」や佐々木健太郎のエモーショナルな歌唱が際立つダンサブルなファンクナンバー「Saturday Night Sky」など表現領域を拡げたフレッシュな楽曲群。加えてシャープな切れ味を併せ持つもう一人のソングライター下岡晃のメロディ&リリックセンスは今作も健在。ライブ映えする「さわらないでいい」を初め洞察力に優れた歌詞、ポップマナーに則ったキャッチーな楽曲群は粒揃いで幅の広い仕上がりに。ストレートなメッセージが胸に響く必要最小限の演奏と空間を活かした音作りは鉄板で無駄の無いサウンドアプローチはポップでモダンな聴き心地です。
またソロにバッキングにオルタナティヴなロック度を注入して存在感を示すサポートメンバーRyo Hamamotoのツボを押さえた多彩なギタープレイが隠し味に。永年に渡る信頼関係が築き上げた司令塔(プロデューサー)吉田仁の采配が冴え渡る贅肉を削ぎ落としたシンプルでミニマルなバンドアンサンブルは健在。音楽的な柔軟性や先見性が感じられる新機軸に則った最高傑作の誕生です!
発売・販売元 提供資料(2022/05/10)
3年ぶりの新作は、生演奏と電子音を織り交ぜてプロダクションを強化した意欲作。シンベを用いた"Saturday Night Sky"や、煌びやかなシーケンスが特徴の"Moonlight"では、佐々木健太郎がソウルフルな歌声を聴かせ、エレドラから生ドラムに切り替わるポスト・パンク"うつくしいほし"の歌詞は、下岡晃らしい独自の観察眼が冴える。シティー・ポップのブームとは適度な距離で並走しながら、彼らは〈街〉を歌い続ける。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.457(2021年12月25日発行号)掲載)