クラシック
UHQCD

マーラー: 交響曲「大地の歌」、第9番、第5番「アダージェット」、私はこの世に忘れられ(リュッケルト歌曲集より)

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在庫状況 について

フォーマット UHQCD
発売日 2021年12月20日
国内/輸入 輸入
レーベルATS
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 ATS9362
SKU 4580484969360

構成数 : 2枚

【曲目】
マーラー:
交響曲「大地の歌」[8:22][8:30][3:04][6:22][4:10][26:40](U.S.盤)
私はこの世に忘れられ(リュッケルト歌曲集より)[5:53](U.S.盤)
1936年5月24日
ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ
独唱:
ケルステン・トルボルク(コントラルト)
チャールズ・クルマン(テノール)

マーラー:
交響曲第9番[24:46][15:37][11:09][18:33](U.K盤)
1938年1月16日
ウィーン・ムジークフェラインザール・、ライヴ

交響曲第5番「アダージェット」[7:57](U.K盤)
1938年1月15日
ウィーン・ムジークフェラインザール・スタジオ録音

【演奏】
ワルター指揮
ウィーンフィル

  1. 1.[UHQCD]
  2. 2.[UHQCD]

作品の情報

商品の紹介

衝撃の高音質UHQCD!ワルター+ウィーンフィルの金字塔
マーラー:「大地の歌」・交響曲第9番

ワルター、アメリカ脱出直前の歴史的名盤が最新技術により再生、復刻そしてUHQCD化されました。作曲者最晩年の生への執着に他ならない楽想、そしてヨーロッパの危機的状況に直面していながら、ワルターとウィーンフィルは甘美で夢見るような蠱惑的な美音を追及して、聴き手に迫ります。「大地の歌」は激しく目覚しい演奏です。ワルターは唸り、足音を鳴らしてオーケストラを鼓舞します。歌唱陣も現代では評判の悪い2名ですが、トルボルクの雰囲気たっぷりの歌。トルボルクはメンゲルベルクが「大地の歌」を指揮する際にも招かれ(実際はメンゲルベルクは病気で代役としてシューリヒト!が指揮)、ロジンスキーの「大地の歌」にも登場。正にスペシャリストです。そしてクルマンの流麗な歌唱にはもっと高評価が与えられてしかるべきでしょう。52年のウィーン盤のパツァークも軽めのテノールでしたのでワルターが「大地の歌」のテノールにはこういう声を求めていたに違いありません。第9番は鮮血の迸るような恐ろしい演奏。そして「アダージェット」の陶酔的絶唱には言葉もありません。
再生・復刻エンジニアのAkira A Fukushimaより。当復刻には悩みました。これらの曲には既にOPUS蔵盤という決定版があるのに復活させる必要があるかという疑問です。しかし、今回は第9番に英国盤が見つかり、サーフェイス・ノイズは強いものの音に力があるために敢えて挑戦しました。一切のノイズフィルターを用いず、一つ一つのノイズを取り除き、イコライジングも最低限度に留めました。特筆すべきはこの時代の録音にしっかり楽友協会の雰囲気と残響が収録されていることです。正にライヴ録音の醍醐味が80年前に提供されていたことに感激も新たでした。
ミューズ貿易
発売・販売元 提供資料(2021/11/30)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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一期一会の演奏というのはまさに本演奏のことを言うのではないか。何処かさみしく、永遠の別れを感じさせる物哀しさ、しかしながら、未来への希望に向けての熱量のある豊かな演奏である。
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聴いた瞬間、まず頭に浮かんだのは「ワルターはこの響きと離れたくなかったんだ」。現在の精妙な演奏、汎個性的な響きからすると、おそらく様々な瑕瑾を指摘する人はいるだろう。だがここには夢見るような響きが、あこがれを追い求める「音」がある…。わたしにとってグスタフ・マーラーはとても大切な作曲家だが、今現在のわたしにとってブルーノ・ワルターのマーラーは必ずしも最上のマーラーとは考えていない。ワルターのマーラーにはわたしがためらう「何か」、「演奏」を考えるときにどうしても無視できない「何か」がある。だがこの演奏の「夢見るような」響きは必須なものに思う。ブルーノ・ワルターそしてウイーンフィルにとってもこの演奏には思うものがあっただろう。わたしにはそれが音楽を聴くうえでものすごく大切なものに思える。
2024/04/02 Cranさん
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