日本で唯一暴動が起こる街であるゲットー"西成"のフッドスター、そして、昭和レコードの看板を引き継いだSHINGO★西成が世の中の代弁者として、喜怒哀楽を喜怒哀ラップにして、"覚悟"の想いを詰め込んで仕上げた。最新アルバムは、"ハミ出すくらいがちょうどエエ"と、笑いあり、涙あり、怒りあり、何にもカテゴライズされない、全ての垣根を取り払い続け、キャリアを重ねるごとに更にズルムケ続けるSHINGO★西成の人間味溢れる最新形が詰まっている。 (C)RS
JMD(2021/12/01)
最新アルバム「独立記念日」は、日本で唯一暴動が起こる街であるゲットー"西成"のフッドスター、そして、昭和レコードの看板を引き継いだSHINGO★西成が世の中の代弁者として、喜怒哀楽を喜怒哀ラップにして、「覚悟」の想いを詰め込んで仕上げられた。
"ハミ出すくらいがちょうどエエ"スタイルで、笑いあり、涙あり、怒りあり、何にもカテゴライズされずに進化しながら、全ての垣根を取り払い続け、キャリアを重ねるごとに更にズルムケ続けるSHINGO★西成の人間味溢れる最新形が詰まっている。
客演には大阪の盟友、韻踏合組合から"組合長"のSATUSSY、そして、若くして既に"レジェンド"なRed Eyeを招き、トラックは相棒のDJ FUKUをはじめ、SPIN MASTER A-1、XLII、KOYANMUSIC、PENTAXX.B.F、CLAPTEE、TAKA-TEA、BURN DOWNなどSHINGO★西成ならではのバラエティ豊かな面子、楽曲が揃った。
また、限定盤付属のDVDには2021年7月に開催された地元、大阪、西成の三角公園で開催された伝説のイベント「米カンパライブ」から、SHINGO★西成をはじめ、西成に所縁のあるアーティストのライブを中心とした映像を約90分収録。
発売・販売元 提供資料(2021/11/29)
世の閉塞感を屁とも思わない大らかなべしゃりで自由を謳う表題曲に、頼もしさを感じずにはいられない7作目。昨年の"生きる"で初コラボした住之江のホープ・Red Eyeを迎え、SPIN MASTER A-1製の和楽器ビーツ上でバチバチの新旧悪たれコンビぶりを発揮する"うしろきいつけや"、西成ゲットー・ライフを淡々と綴るKOYANMUSIC作のトラップ"893"といったコワモテ路線もありつつ、海に浮かぶブイ目線で人の世を憂う"ブイ"から人情味溢れる"涙が出る"まで、良い意味で喜怒哀楽がごちゃっと混ざったスタイルは変わらず。親としての視点も交えて少女のやるせない気持ちを描いたSATUSSYとの"唾を吐いた少女"におけるストーリーテリングの巧みさ、実直なメッセージ性こそが彼の真骨頂だろう。
bounce (C)北野 創
タワーレコード(vol.458(2022年1月25日発行号)掲載)