フランスを代表するバンドネオン奏者、ルイス・ジャル
エンリケ・デル・ノーのテーマを独自アレンジしたライブ盤LP

5歳の時にジュヌヴィリエ音楽院に入学。音楽好きの家庭で育ったルイス・ジャルは、家ではモンクやバルトーク、そして日本の音楽を聴いて育ったが、思春期にはタンゴにのめり込んでいくようになる。師匠として挙げるのは、アニバル・トロイロ、アストル・ピアソラ、マキシモ・モリ、ディノ・サルッツィ。

16歳でクリンゲンタール国際コンクール2位、2019年にLagardere Foundation のClassical Music & Jazz 部門受賞、2021年にVictoires du Jazz のRevelation 部門(Frank Tenot 賞)にノミネート、など受賞歴も多数。

本作は、タンゴ界のプリンスの一人であるエンリケ・デル・ノー(1895-1967)が作曲したテーマを、マーシモ・モリの有名な編曲に加えて、ルイス・ジャルの編曲で率直かつ繊細に表現。「Francesita」、「Araca Corazon」、「La montonera」、そして特に「Griseta」は2台のバンドネオン用に特別にアレンジされもの。

本作は2017 年スタジオ録音した2CDと同テーマで2018年にライブ録音したLP盤。

発売・販売元 提供資料 （2021/11/16）