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CBDC中央銀行デジタル通貨の衝撃

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フォーマット 書籍
発売日 2021年11月17日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784104329076
判型 B6

構成数 : 1枚

はじめに

第1章 リブラが口火を切ったデジタル通貨
1 世界通貨「リブラ」の構想が与えた衝撃
2 電子マネーではなく、仮想通貨だから重要
3 本当は日本にとっても大問題
4 プライバシーを求めるのか? 管理社会を許容するのか?
5 価格安定化は容易でない
6 「リブラ」から「ディエム」へ

第2章 CBDCの仕組みと必要性
1 CBDCの仕組み
2 国民の利便性向上と金融包摂
3 中央銀行の立場から見て、なぜデジタル通貨が必要か?
4 複雑でコストが高い現在の仕組み

第3章 デジタル人民元は大きな脅威となる
1 デジタル人民元の基本構造
2 デジタル人民元の詳細構造
3 デジタル人民元はいかなる影響を及ぼすか?
4 広範に使われている電子マネーはどうなるのか?
5 デジタル人民元の目的は電子マネーの排除?

第4章 中央銀行デジタル通貨は社会の基本を変える
1 中央銀行によるデジタル通貨発行の競争が加速
2 銀行預金が流出するという大問題
3 銀行預金の流出への対処法
4 プライバシー問題にどう対処するか?
5 中央銀行による通貨発行の独占は必要か? 望ましいか?

第5章 ビットコイン創始者は「国の管理から自由な通貨」を求めた
1 「プライバシーが守られる通貨」に惹かれた人々
2 ねじ曲げられた当初の理想
3 資金逃避先となったビットコイン
4 アンドリーセンがビットコインに夢を託す
5 仮想通貨の重要性が広く認められるようになった
6 ビットコインは「デジタル・ゴールド」になったか?

第6章 「デジタル円」の前に立ちはだかる厚い壁
1 「デジタル円」は動き出すのか?
2 日本はキャッシュレス後進国
3 手数料収入を当てにするメガバンクのデジタル通貨戦略は間違い
4 乱立する日本の電子マネー
5 「デジタル円」の利用料をゼロにできるか?

第7章 パラダイムの転換に成功した社会が未来を拓く
1 デジタル人民元のインパクト
2 スウェーデンやユーロはCBDC導入に向かう
3 デジタルドルはどうなるか?
4 「ディエム」はどうなるか?
5 CBDCはパラダイムの転換

終章 デジタル通貨時代に向けての5つの提言
1 危機感を持って通貨主権を守れ
2 デジタル通貨政策を確立せよ
3 銀行のビジネスモデルを、「手数料」から「データ利用」に大転換せよ
4 個人情報主権を確立せよ
5 デジタル通貨をきっかけとして、日本の未来を構築せよ

索引

  1. 1.[書籍]

ついに始まった「通貨覇権戦争」の本質を、第一人者が徹底解説!

各国の中央銀行が乗り出した通貨システムの大変革が、ビットコインとは比較にならないほど巨大な影響を、世界に与えようとしている。送金情報を国家が把握し、市中銀行が崩壊するという懸念。通貨覇権を目指す「デジタル人民元」を前に、大きく後れを取った米国と日本。「デジタル通貨危機」を乗り越える道を明らかにする。

作品の情報

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著者: 野口悠紀雄

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