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平成のヒット曲 新潮新書 929

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フォーマット 書籍
発売日 2021年11月17日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784106109294
ページ数 303P
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに

第一部 ミリオンセラーの時代
――1989(平成元)年~1998(平成10)年

1.昭和の幕を閉じた曲
【1989(平成元)年の「川の流れのように」(美空ひばり)】

2.さくらももこが受け継いだバトン
【1990(平成2)年の「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ)】

3.月9とミリオンセラー
【1991(平成3)年の「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正)】

4.昭和の「オバさん」と令和の「女性」
【1992(平成4)年の「私がオバさんになっても」(森高千里)】

5.ダンスの時代の幕開け
【1993(平成5)年の「EZ DO DANCE」(trf)】

6.自己犠牲から自分探しへ
【1994(平成6)年の「innocent world」(Mr.Children)】

7.空洞化する時代と「生の肯定」
【1995(平成7)年の「強い気持ち・強い愛」(小沢健二)】

8.不安に向かう社会、取り戻した自由と青春
【1996(平成8)年の「イージュー★ライダー」(奥田民生)】

9.人生の転機に寄り添う歌
【1997(平成9)年の「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵)】

10.hideが残した最後の予言
【1998(平成10)年の「ピンク スパイダー」(hide)】

第二部 スタンダードソングの時代
――1999(平成11)年~2008(平成20)年

11.台風の目としての孤独
【1999(平成11)年の「First Love」(宇多田ヒカル)】

12.失われた時代へのレクイエム
【2000(平成12)年の「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)】

13.21世紀はこうして始まった
【2001(平成13)年の「小さな恋のうた」(MONGOL800)】

14.SMAPが与えた「赦し」
【2002(平成14)年の「世界に一つだけの花」(SMAP)】

15.「新しさ」から「懐かしさ」へ
【2003(平成15)年の「さくら(独唱)」(森山直太朗)】

16.「平和への祈り」と日本とアメリカ
【2004(平成16)年の「ハナミズキ」(一青窈)】

17.消えゆくヒットと不屈のドリカム
【2005(平成17)年の「何度でも」(DREAMS COME TRUE)】

18.歌い継がれた理由
【2006(平成18)年の「粉雪」(レミオロメン)】

19.テクノロジーとポップカルチャーの未来
【2007(平成19)年の「ポリリズム」(Perfume)】

20.ガラケーの中の青春
【2008(平成20)年の「キセキ」(GReeeeN)】

第三部 ソーシャルの時代
――2009(平成21)年~2019(平成31)年

21.国民的アイドルグループの2つの謎

22.ヒットの実感とは何か

23.震災とソーシャルメディアが変えたもの

24.ネットカルチャーと日本の"復古"

25.踊るヒット曲の誕生

26.社会を変えた号砲

27.ダンスの時代の結実

28.ヒットの力学の転換点

29.新しい時代への架け橋

30.平成最後の金字塔

おわりに

  1. 1.[書籍]

美空ひばり、小室哲哉、ミスチル、宇多田ヒカル、サザン、SMAP、Perfume、AKB48、嵐、星野源、米津玄師……"ヒット"は社会に何をもたらしたのか。平成30年間の深層心理に迫る。

平成とは、どんな時代だったのか――。「川の流れのように」から「Lemon」まで、各年を象徴する30のヒット曲から時代の実像に迫る。ミリオンセラー連発の1990年代、音楽産業が大きく変化した2000年代、新たな流行の法則が生まれた2010年代……。小室哲哉からミスチル、宇多田ヒカル、SMAP、星野源まで、いかにしてヒット曲は生まれ、それは社会に何をもたらしたのか。ヒットの構造を分析し、その未来をも占う画期的評論。

作品の情報

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著者: 柴那典

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