ノルウェーの国民的歌姫/シリエ・ネルゴール、ECMで活躍する同国注目のトランぺッター/マティアス・アイク、同国気鋭の女性サックス奏者/ハンナ・パウルスバルグをフィーチャーしたEBT(エスペン・バルグ・トリオ)初のコラボ作品(第4弾)。
エレクトリックを効果的に使い、現代ジャズの多様な創造性を探究しつつ、新たな方向性を示した北欧の快作。日本盤限定ボーナストラックには、エスペンのソロピアノ作『Acres of Blue』時の稀少な未発表音源を収録。
2014年、卓越したスキルと創造性を持つ3人によりEBT(エスペン・バルグ・トリオ)は結成され、2015年にデビュー作『モンステル』(BG006)、2017年『ボルゲ』(BG008)、2019年『フリー・トゥ・プレイ』(BG011)をリリースし、北欧での確固たる地位を築いた。驚異の変拍子、展開が予想出来ない美しく複雑なコード進行から生まれる優れたオリジナルは健在だが、今作で特筆すべきは、マティアス・アイク(tp)、シリエ・ネルゴール(vo)とのコラボだ。マティアスが参加したエスペンのペンによる2曲(1,9)では、北欧らしい視覚的/幻想的な世界を創造し、全ての楽器が歌いながら完璧なアンサンブルを形成しつつ、耽美なストーリーに帰着する深遠なパフォーマンスを披露。一方シリエは、ポール・サイモンのグラミー賞作『Still Crazy After All These Years』に収録された楽曲(10)をカバー。原曲の良さを消さないEBTの優れたアレンジとバッキングにより、心和む唯一無二のヴェルベットヴォイスを聴かせる。また、透明感ある優れたノルウェー録音もこの作品の重要なエレメントだ。
発売・販売元 提供資料(2022/08/26)
ノルウェーの国民的歌姫/シリエ・ネルゴール、ECMで活躍する同国注目のトランぺッター/マティアス・アイク、同国気鋭の女性サックス奏者/ハンナ・パウルスバルグをフィーチャーしたEBT(エスペン・バルグ・トリオ)初のコラボ作品(第4弾)。エレクトリックを効果的に使い、現代ジャズの多様な創造性を探究しつつ、新たな方向性を示した北欧の快作。日本盤限定ボーナストラックには、エスペンのソロピアノ作『Acres of Blue』時の稀少な未発表音源を収録。 (C)RS
JMD(2021/11/09)