〽やると思えば　どこまでやるさ

　それが男の　魂じゃないか

　メロがすたれば　この世は闇だ

　なまじ止めるな　節回し

ブラボーなメロディーメーカー、修豚マスター。

いや、こういう肝心な箇所はやはり日本語で言わねば！

絶世の音曲名工、修豚親方。

親方のメロディーは、聴いて楽しく、唄って楽しく、こぶしを突き上げて更に楽しい。

〽あんなメロに　未練はないが

　なぜか涙が　流れてならぬ

　艶歌ごころは　パンクでなけりゃ

　解るものかと　あきらめた

このアルバムには、数々の名曲が新録で収められているけど、何だかんだ言って、１曲目と２曲目の新曲が一番しびれるええ曲やん、ってのもパンクバンドらしくて最高。アルバムジャケットが微妙にいけてないようでいけてるようでやっぱりあんまりいけてない感じなのもパンクバンド（昭和と平成と令和のナウナウナウな感覚がパンク的に混和した）らしくて最高……。

〽時世時節は　変ろとままよ

　十三のつよしは　男じゃないか

　おれも生きたや　つよしのように

　タコとイカとグッピーの　この世界

粋なメロディーに味のある詞が水を得たように快速でぴたりと乗り、鋭利なギター、敏活なベース、練達のドラムがキラめき泳ぎ出すなら、みなで声を一つにして唄いたくなるんは必然。

♪いつも合唱できるのは、30%LESS FATさんのおかげです！（←ライブハウス民謡、一説にはアイルランド民謡）

大乗のメロディーの神様よ、俺たちのフロアまで、さあここまで、降りて来てくれッ！　頼むッ！！！