2019年第73回トニー賞で14部門にノミネート、ミュージカル作品賞とオリジナル楽曲賞を含む8部門を受賞し、その年のNo.1ブロードウェイ・ミュージカル作品として大絶賛された『HADESTOWN』を世に送り出したアメリカのシンガー・ソングライター/ミュージシャン/脚本家、アナイス・ミッチェル。自身の世代を代表するシンガー・ソングライターとしてその巧みなストーリーテリングで高い評価を集める彼女が、実に10年振りとなるソロ・アルバムを完成!アナログLPも同時発売!
2019年第73回トニー賞で14部門にノミネート、ミュージカル作品賞とオリジナル楽曲賞を含む8部門を受賞し、その年のNo.1ブロードウェイ・ミュージカル作品として大絶賛された『HADESTOWN』。ギリシャ神話のオルフェウスとエウリュディケの物語を元にしたそのミュージカル作品の原案、脚本、音楽、歌詞を手掛けたのが、アメリカ出身のシンガー・ソングライター/ミュージシャン/脚本家、アナイス・ミッチェルだ。
最近ではアーロン・デスナー(ザ・ナショナル)とジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)によるプロジェクト、Big Red Machineの最新作『HOW LONG DO YOU THINK IT'S GONNA LAST?』に参加した彼女だが、約10年振りとなるソロ・アルバムをリリースする。セルフ・タイトルとなるそのニュー・アルバムのプロデュースを手掛けるのは、ジョシュ・カウフマン。またアーロン・デスナーを始め、トーマス・バートレット、マイケル・ルイス、JTベイツ、そしてフルート・アレンジでニコ・マーリーがアルバムに参加している。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/11/12)
「パンデミックになって最初の夏、私は生まれ育った家族の牧場で、祖父母がかつて住んでいた小さな家に滞在していた」アナイスは、ブロードウェイが閉鎖になり、また自身が身ごもっていたこともあり、ロックダウンを機にブルックリンからヴァーモントへ引っ越したことを説明しながら、アルバムからのファースト・シングルとなる「Bright Star」について語る。「そこで私は久しぶりに星を見ることができた。これほどの長い間、どこにも旅行に行かなかったことや、大して何もしなかったこともなかった。"Bright Star"は、落ち着くことなく何年もの間追求し続けてきたことを振り返り、憧れの源であるミューズや、偉大なる道の存在、そして手の届かない存在など、決して触れることが出来ないが故に私たちを突き動かす存在と和解することをテーマにしているの」
大きな成功を収めたミュージカル『HADESTOWN』が元々彼女が、ジャスティン・ヴァーノン(ボン・イヴェール)やアーニー・ディフランコ、ザ・ロウ・アンセムのベン・ノックス・ミラーをゲスト・ヴォーカルに迎えて制作したコンセプト・アルバムだったことからも分かるように、彼女は巧みなストーリーテラーであり、その詩とフォーキーなサウンドで古の吟遊詩人のごとく叙情的に、繊細に歌で世界を描いている。自身のバンドを率いてツアーを行うことも多かったという彼女だが、本作に収録されている楽曲は、彼女にとって初めて"ツアーやショウで事前に観客の前で披露することがなかった"ものがほとんどだという。その代わり、アルバムの発売後に全米各地でツアーを行うことが発表されており、彼女も新作の楽曲をファンの前で演奏することが待ちきれないそうだ。
NPRから彼女の世代を代表するシンガー・ソングライターの一人と絶賛れたアナイス・ミッチェル。彼女が自身の物語や想いを綴った最新アルバムの誕生だ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2021/11/12)