稀代の音楽家"三宅純"が2010年代の集大成とも言うべき大作『Lost Memory Theatre』三部作完結から4年の歳月を経て導き出した新たな音世界!
パリ、東京、ニューヨーク、リオデジャネイロ、トロント、バルセロナ、ソフィア・・・パンデミックに翻弄され、非常事態下でのレコーディングを余儀なくされたことが、この"内界と外界の出会う境界"~どこにも存在し得ない空間"を現出せしめたのだろうか?
ジャズをルーツにありとあらゆる音楽要素を異種交配した三宅純による唯一無二の世界観が加速した、2020年代の幕開けにふさわしくも時空を超越した幻想のサウンドを体感せよ!
映画、舞台、CM、さらにはオリンピックといった世界的なイベントへの作品提供など幅広いフィールドで活躍している三宅純が、2017年に発表した『Lost Memory Theatre act-3』以来4年振りとなる最新アルバムを発表! フランスやドイツの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、ジャイルス・ピーターソンが英BBCで特番を組むなど、世界中のメディアから高い評価を得た前作『Lost Memory Theatre』三部作が、様々な登場人物の記憶を劇場に招かれた観客の立場で追体験する、いわば"客観的な視点"の作品だったとするならば、本作『Whispered Garden』は、時空の狭間にあり一度として同じ所にはなく姿形も異なる"庭園"に迷い込んでしまったかのような幻想の音空間が、あくまで主人公(=リスナー)自身を取り巻く世界として描かれた"主観的な視点"の作品とも言うべきだろうか。
そんな唯一無二の世界観を三宅純とともに表現するのは、リサ・パピノー、アルチュール・アッシュ、ヴィニシウス・カントゥアーリア、コスミック・ヴォイセズ・フロム・ブルガリアといった三宅純サウンドには欠かせないミュージシャンたち。さらに今回、70年代ニューヨークのロフト・ジャズ・シーンにおける中心人物でもあり、今なおUSジャズ界を牽引しているレジェンド、デイヴ・リーブマンも参加! パリ、東京、ニューヨーク、リオデジャネイロ、バルセロナ、ソフィア(ブルガリア)と世界各地のミュージシャンとコラボレートした全16曲、"内界と外界の出会う境界"に存在する"庭園"で繰り広げられる楽曲たちは、きっとあなたを新たな音世界へと導くだろう...
発売・販売元 提供資料(2022/12/29)
映画、舞台、CM、さらにはオリンピックといった世界的なイベントへの作品提供など幅広いフィールドで活躍している三宅純が、2017年に発表した『Lost Memory Theatre act-3』以来 4年振りとなる最新アルバムを発表! (C)RS
JMD(2021/11/03)
越境する音楽家、三宅純。前作が三部作の終作であり、2010年代の集大成的な作品であったのに対して、4年ぶりにリリースされた本作は、2020年代の始まりであるパンデミック下の環境が反映した内容となった。幻想的で虚構性の高い音楽を彩るのは、アート・リンゼイ、アルチュール・アッシュ、ヴィニシウス・カントゥアーリア、勝沼恭子、さらにはロフトジャズの大御所デイヴ・リーブマンといった多彩なミュージシャンたちだ。世界各地から集められたミュージシャンは、それぞれの国から持ち寄った音楽を架空の庭園(ウィスパード・ガーデン)で奏でる。全16曲の音楽旅行。
intoxicate (C)荻原慎介
タワーレコード(vol.155(2021年12月10日発行号)掲載)