スネイル・メイルやジャパニーズ・ブレックファスト、ミツキに通じるオルタナ・シーンの新たな才能!
豪華ゲスト陣が参加したササミの最新作!!
ミツキやジャパニーズ・ブレックファスト、CHAIらアジア系女性アーティストの活躍が著しいオルタナ・シーンに、また新たな才能、ササミが登場!
ロサンゼルスを拠点に活動するササミことササミ・アシュワースはチェリー・グレイザーでのバンド活動を経て、2015年にリリースしたセルフタイトルのデビュー・アルバムで「ロック界の次なる大物」(The FADER)と評価され、シングル「Callous」はPitchfork【BEST NEW TRACK】を獲得するなど注目を集めた。
その後もスネイル・メイルのサポートを務め、ジャパニーズ・ブレックファストとの北米ツアーや2022年にはミツキとのヨーロッパ/UKツアーも予定されているなど着実にキャリアを歩んでいる彼女が、満を持して最新アルバム『Squeeze』を〈Domino〉よりリリース。
最新作『Squeeze』は本人がプロデュースを行い、一部の楽曲はタイ・セガールとの共同プロデュースとなっている。その他、ドリーミーなベッドルーム・ポップで人気のハンド・ハビッツことメグ・ダフィーや、タイ・セガールのバンドでも活躍するキング・タフ、フィービー・ブリジャーズのプロデュース作が話題となったクリスチャン・リー・ハトソン他、多くのゲストを招き入れて完成した作品となっている。
「Skin A Rat」ではメガデスのダーク・バーベレンがドラムを担当し、NYのシンガーソングライター、ヴァガボンことレティシア・タムコと女優でコメディアンのパティ・ハリソンがゲスト・ボーカルを務めている。
本作では、制度的な暴力への怒りから、個人的な人間関係に関する事柄まで、幅広い題材が表現されている。ニュー・メタルの生々しい攻撃性、カントリー・ポップやフォーク・ロックの優しい素朴さ、そしてクラシック音楽のドラマチックなロマンティシズムを随所で表現しており、システム・オブ・ア・ダウンからシェリル・クロウやフリートウッド・マック、さらにはバッハやマーラーに至るまで様々な影響が垣間見え、今再び様々な才能が生まれているUSインディの領域と可能性を広げている。
日本盤CDにはボーナス・トラックが追加収録され、歌詞対訳および解説書が封入。
発売・販売元 提供資料(2021/10/27)
〈濡女〉をモチーフにした奇怪なジャケも印象的なセカンド・アルバムは、タイ・セガールとの共同制作も含めて全編をセルフ・プロデュースして自身のエモーションを余すことなく投入。ヴァガボンと女優のパティ・ハリソンがゲスト・ヴォーカルを務めた冒頭の"Skin A Rat"ではダーク・バーベレン(メガデス)がドラムを担当し、ハンド・ハビッツことメグ・ダフィーやクリスチャン・リー・ハトソンらゲストの振る舞いも聴きどころだ。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.459(2022年2月25日発行号)掲載)