| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年10月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784101211848 |
構成数 : 1枚
序章 終の栖
第一章 散るを惜しみし
第二章 夏の嵐
第三章 後れの蛍
第四章 曇るも澄める有明の月
第五章 大原の雪
終章 余算の山の端
解説 細谷正充
鴨長明は、生きるのが下手な男だった――。幾度も挫折しながら滑稽なほど懸命に生きた生涯。
齢五十余にして粗末な庵で想う。私の一生とは何だったのか。下鴨神社の神職の家に生まれながらも、不運と挫折の連続。孤独を抱え、災禍に遭った都を悶々と歩き回る。やがて歌の才が認められ「新古今和歌集」に入撰したのだが――。晩年、独り方丈に坐し、筆を執る。「ゆく河の流れは絶えずして…」。人はどこから来てどこへ行くのか。世の無常と、生きる意味を見つめ続けた長明の不器用で懸命な生涯。

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