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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年10月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784106038730 |
| ページ数 | 239 |
| 判型 | 四六変 |
構成数 : 1枚
序章 親鸞と日本人
私たちが身体でつかんでいる文化/武士道と茶の湯/仏教を知らない日本人/親鸞を考える人たち/双璧としての親鸞と日蓮/親鸞の人気の理由/「この世」を生きるための仏教/本書の概要
第一章 俗人の仏教
1 非僧非俗
日本仏教の独創性/中途半端な宗教家の生き方/僧侶の妻帯は中世には珍しくない/江戸と明治の「肉食妻帯」/柳田國男の「毛坊主」論/聖と俗のダイナミズム/見失われた親鸞の精神
2 魂のずっと奥のほう
清沢満之と「外俗内僧」/精神主義とは何か/エピクテトスと分限の思想/内観とは何か/内面主義と道徳の問題/宗教と道徳はどう違うか/人間の罪悪に向き合う宗教/清沢満之の限界
第二章 「罪悪感」の思想家
1 悪人正機
悪の魅力/服部之総の『親鸞ノート』/赤松俊秀の『親鸞』/笠原一男と「悪人正機」/罪悪感の条件と自覚
2 煩悶と懺悔のループ
近角常観と求道会館/「自分は罪の塊である」/明治の仏教青年と藤村操/日本人の修養と仏教/嘉村礒多と「業苦」/不倫と高僧/作家の罪悪感/田辺元の『懺悔道としての哲学』/自己否定の螺旋/懺悔の達人
第三章 弟子として考える
1 『歎異抄』
仏典と「弟子感覚」/師弟関係というテーマ/つくべき縁、はなるべき縁/唯円の優れた作家性/教養主義と「師事」の変容/倉田百三の『出家とその弟子』/『歎異抄』の戯曲化/童貞青年と信じない男/教養派のマニフェスト
2 高僧に憧れて
吉川英治の『親鸞』/伝説と小説のあいだ/国民の「親鸞さん」/そばに寄り添う「もう一人」/日蓮主義と高山樗牛/キリストのような日蓮
第四章 超越と実存のあいだ
1 絶対他力
絶対他力の大道/暁烏敏の『歎異鈔講話』/反知性主義の他力信仰/戦争と原爆の肯定/実存なき超越の世界
2 仏は唯一と知る人よ
日本におけるキリスト教/植村正久の法然論/佐古純一郎の回心/亀井勝一郎と『聖書』/「聞信」と「たまわりたる信心」/祖霊の声と群萌の信/宗教を文学的に読む/三木清の遺稿「親鸞」/宗教的真理と確信の絶対性/末法思想と罪の自覚/無常の思想と実存的決意/パスカルと信仰への「賭け」/キリスト教の土着化として
第五章 異端の精神史
1 法難と本願寺
念仏による社会変革/木下尚江の『法然と親鸞』/「親鸞は本願寺の先祖では無い」/鈴木大拙の『日本的霊性』/豪華な仏壇から民衆の世界へ
2 或る歴史家の闘争
家永三郎と教科書裁判/マルクス主義、キリスト教、親鸞/否定の論理と鎌倉新仏教/親鸞の「普遍人類的な意義」/念仏から「念罪」へ/宗教の言葉と世俗の言葉/阿部謹也の「世間」論
第六章 宗教の終焉
1 自然法爾
後期高齢者の宗教思想/親鸞思想の臨界点/西田幾多郎と真宗/日本文化と全体主義の問題/能動と受動の一致/非宗教的社会のなかの宗教
2 終わりなき思想
吉本隆明と親鸞の関係性/「最後の親鸞」と宗教の解体/「造悪」の思想をいかに倒すか/オウム真理教事件から考える/「本当だろうか」「いや、本当にそうか」
終章 アイ・アム・ロング
梅原猛の『地獄の思想』/ニヒリズムと仏教/鶴見俊輔と「悪人」の自覚/you are wrongとI am wrong/日本的思考の一系譜
あとがき
参考文献一覧
「己の正しさを疑わない」言説ばかりの今こそ、親鸞が必要である――。
右翼から左翼、文学者や哲学者まで、近代以降の論客がその魅力や影響を語り続けてきた国民的高僧・親鸞。「懺悔の達人」「反権力の象徴」「宗教の解体者」など、それぞれの親鸞論を読み解き、「絶対他力」「自然法爾(じねんほうに)」といった思想の核心に迫る。日本人の"知的源泉"に親鸞あり――。気鋭の研究者による、親鸞論の決定版!

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