フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年12月10日 |
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規格品番 |
ARTPL-163 |
レーベル |
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SKU |
4582561396175 |
カナダはブリティッシュ・コロンビア州のプロデューサー、Jamison IzaakことTeen Dazeは、大人になって世界を股にかけるようになるとは予想だにしていなかったが、10代の頃に見たフランスのハウス・ミュージックのビデオに魅了され、それが今でも続いているのだという。"10代の頃に見たフランスのハウス・ミュージックのビデオが彼に魔法をかけたのです"と語っている。
海の向こうの合成された景色や音に刺激された彼は、プリミティヴなソフトウェアや録音プログラムを根気よく独学し、ずっと彼を魅了し続けたダンス・ミュージックの頭脳的でうっとりするような世界をリバースエンジニアリングしていた。そして10年後、ドリーミーなシンセポップとロマンティック・エレクトロニカの広大なディスコグラフィーを蓄積し、その過程で何度も地球を横断してきた彼のプロジェクトの旅のサブテキストは、「Teen Dazeは夢の実現である」という明確なものだった。
本作『Interior』はYumi Zoumaなどを輩出してきた名門Cascineと契約してのニュー・アルバム。Oneohtrix Point Neverなどの仕事でも知られるJoel Fordがミックス、Dave Cooleyがマスタリングを担当したこのアルバムは、ベッドルームから大部屋まで、恍惚とした高さで垣間見えるエレクトリックな未来への頌歌であり、知恵、傷、そして驚きのプリズムを通して屈折した初恋のようなアルバム。フィルター・ハウスと点滅するライト、ソフト・アシッドと蒸気のようなネオン、まるで『Akira』のティーンエイジャーが聴いているかもしれないような。
『Interior』は全8曲(日本盤はボーナス・トラック1曲追加の計9曲)。ジャズとアンビエントを横断するような作風をみせ、また、DIANA、Destroyer、The War on Drugs等の作品への参加でも知られるマルチ・インストゥルメンタリストのJoseph Shabason(崇高なファンタジアのオープニング曲「Last Time In This Place」)とヴォーカリストのセシル・ビリーヴ(グリッチ・グラマラスなアンセム「2AM (Real Love)」)によるコラボレーションは、このレコードのパレットを喚起的に広げている。『Interior』はJamisonによる自身の芸術的覚醒へのラブ・レターであり、若き日の発見と遠隔地での夢のパラダイムシフトへのラブ・レター。「Nite Run」、「Nowhere」、「Translation」などの曲は、Teen Dazeの数多い楽曲の中でもひときわ際立っており、テクスチャーの繊細さと感情の起伏が見事に融合している。スカイライン、逃避行、官能的なエネルギーが合わさった音楽であり、終わることのない夜の中で永遠に上昇していくかのよう。
ベッドルームを飛び出しダンス・フロアも超えてドリーミーに浮遊していくサウンド。間違いなくTeen Dazeのキャリア史上最もエレガントで魅力的な作品だ。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:46:58
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1.[CD]
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1.Last Time In This Place (feat.Joseph Shabason)00:03:35
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2.Swimming00:05:48
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3.Nite Run00:03:08
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4.Nowhere00:08:28
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5.Interior00:05:43
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6.Still Wandering00:02:00
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7.2 AM (Real Love) (feat.Cecile Believe)00:05:25
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8.Translation00:08:56
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9.Thru The City (Bonus Track for Japan)00:03:51
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カナダのプロデューサーがリリースした2年ぶりのニュー・アルバムは、夢見心地なサウンドスケープが特徴のダンス・ミュージック集だ。フィールドやギ・ボラット的な郷愁心を誘う音像が鳴り響く"Swimming"、初期のダフト・パンクといったフレンチ・ハウスを彷彿させるトラックに仕上がった"Nite Run"など、長年テクノ/ハウスを聴いてきた者なら懐かしいと感じる曲が並んでいる。
bounce (C)近藤真弥タワーレコード (vol.457(2021年12月25日発行号)掲載)
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チルウェイヴなサウンドを武器に日本でも強い支持を受けるカナダのプロデューサー、Jamison Isaakによるプロジェクト、Teen Daze。チルで恍惚としたエレクトロ・アンビエントサウンドは健在ながら、今作では随所にハウス・ビートへの傾倒も感じられ、加えて久々となるヴォーカルを招いた楽曲も収録。心を優しく解きほぐすアンビエントとダンサブルなクラブ・ミュージックを見事に織り上げたTeen Dazeサウンドは個性豊かな客演の面々との相性抜群。このマリアージュは必聴。
intoxicate (C)伊藤博明タワーレコード (vol.155(2021年12月10日発行号)掲載)
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