悲哀を抱きながら躍動するフィンランドの美しきメロディック・デスメタル熟練工=オムニアム・ギャザラム。2018年の前作『バーニング・コールド』からセンチュリー・メディア/ソニーミュージックに移籍、本作が移籍第2弾作品となる。凍てついた大自然の中で呻くような激情が吐き出される叙情性は一段と磨かれ、同時に抜群のポップ・センスを併せ持つマルコス・ヴァンハラ(G)のソングライター/プロデューサーとしての才能を改めて感じさせる、これまでで最もメロディアスで快活なアルバムとなった。男気溢れるユッカ・ペルコネン(Vo)のグロウルはそのままに、流麗なギター・フレーズと雄大なコーラス・ワークを随所に効かせながら、どの曲も最後は大空に溶け込んでいくような余韻を残すフェイドアウト処理といい、とにかく清々しさを感じさせる透明感のあるサウンドに仕上がっている。 (C)RS
JMD(2021/12/16)
悲哀を抱きながら躍動するフィンランドの美しきメロディック・デスメタル熟練工=オムニアム・ギャザラム。
2018年の前作『バーニング・コールド』からセンチュリー・メディア/ソニーミュージックに移籍、本作が移籍第2弾作品となる。凍てついた大自然の中で呻くような激情が吐き出される叙情性は一段と磨かれ、同時に抜群のポップ・センスを併せ持つマルコス・ヴァンハラ(G)のソングライター/プロデューサーとしての才能を改めて感じさせる、これまでで最もメロディアスで快活なアルバムとなった。男気溢れるユッカ・ペルコネン(Vo)のグロウルはそのままに、流麗なギター・フレーズと雄大なコーラス・ワークを随所に効かせながら、どの曲も最後は大空に溶け込んでいくような余韻を残すフェイドアウト処理といい、とにかく清々しさを感じさせる透明感のあるサウンドに仕上がっている。ミックスはスウェーデン・メタル界で第一人者の超売れっ子イェンス・ボグレン(Opeth, Symphony X, Arch Enemy, Dark Tranquillity, Amon Amarth, Babymetal etc.)が手掛けており、クオリティも一級品だ。
日本盤はボーナス・トラック2曲収録(Tr-10はInfected Mushroomのカヴァー)。
発売・販売元 提供資料(2021/11/05)