フレットレスベースによる奇妙で独創的なフレージングやメロディ感覚で、唯一無二のアーティストとして名を知らしめた元JAPANのベーシスト、ミック・カーン。バンド解散後も、ソロ活動をはじめ多くのミュージシャンとのコラボレーション作品の制作やサポートなど精力的に活動を続け、数多くの名作をこの世に残し、2010年にこの世を去る・・・そんな彼のソロ・アルバム&参加作品の3タイトルが紙ジャケットで蘇る!
1980年代中盤に大停滞期を迎えていたミック・カーンはデヴィッド・トーンとのセッションにより自身のジャンルやスタイルに囚われない音楽への純粋な悦びを見出し、1990年代前半から表現活動を炸裂させていく。そんな中、1993年にドイツのジャズ・レーベル"CMP"と契約を交わし、同年10月にリリースされたサード・ソロ・アルバムが本作『ベスチャル・クラスター』である。エレクトリック・サウンドを大胆に導入した、ヘヴィーかつジャズ・ロック的なサウンドを展開するこのアルバムでは、ベース以外にもヴォーカルやキーボード、木管楽器の演奏など、彼のさまざまなマルチ・インストゥルメンタル能力を発揮した楽曲に加え、元JAPANのリチャード・バルビエリ(kbds)、スティーブン・ジャンセン(ds)も参加。また、前述のデヴィッド・トーンの存在もこのアルバムに華を添えている。
長年廃盤となっていただけに、ファン待望の紙ジャケットによる再リリース!
輸入盤国内仕様<帯、解説付>
ミック・カーン(vo, b, b.cl, cl, a.sax, kbds, perc)
デヴィッド・トーン(g, mandolin, banjo, hmc, kbds, voice, perc)
スティーヴ・ジャンセン(ds, dumbek, conga)
リチャード・バルビエリ(kbds)
発売・販売元 提供資料(2021/10/29)