| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2021年11月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Arte dell'arco Japan |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ADJ065 |
| SKU | 4573686060157 |
構成数 : 1枚
【曲目】
ハイドン:
(1)交響曲第103 番 変ホ長調 Hob.I: 103「太鼓連打」
(2)ミサ曲 ハ長調 Hob.XXII: 9「太鼓ミサ」(戦時のミサ)
【演奏】
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
(2)
中江早希(ソプラノ独唱)
布施奈緒子(アルト独唱)
谷口洋介(テノール独唱)
小笠原美敬(バス独唱)
コーロ・リベロ・クラシコ(合唱)
【録音】
ライヴ録音
2018年10月13日
上野学園 石橋メモリアルホール
録音:櫻井卓

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ハイドンの交響曲とミサ曲の贅沢なプログラム。
編成は
オーケストラ・リベラ・クラシカ(弦6-6-3-3-2)
合唱:コーロ・リベロ・クラシコ(各声部4名~独唱含む)
前半は、交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」
ティンパニは元読響の菅原淳さん。 バロックティンパニのイントラーダは元気いっぱい。 そのあとの序奏はチェロとコントラバスの左右から押しつけるような圧迫感で始まりました。後半のティンパニは 普通のロールだけ。
アンダンテの変奏曲の第2楽章。ここでは各楽器のソロが光りました。ヴァイオリンは反復後に流れるような装飾を入れていました。
メヌエットは生き生きとしたリズム。そしてトリオは柔らかな旋律を楽器を繋いできれいにまとめました。クラリネットの柔らかな音色がヴァイオリンと和した響きが最高でした。ダ・カーポ後のメヌエットも繰り返しましたが そこでの反復後の強弱の変化が新鮮でした。
第4楽章は通常の改訂版を選択。緻密な多層建築を見るかのような楽器の組み合わせがしっかりわかる演奏でした。
後半は、ミサ曲 ハ長調「戦時のミサ」
キリエの冒頭の温かで充実した響きで 各パート4人の合唱がピッタリはまりました。 アレグロに入るとソプラノの中江さんのソロの美しさに一発で魅了。音の最後をフワッとやわらかく終わる歌い方に好印象。
グローリアでは合唱の厚い響きが堪能できました。 クレドの最初のアレグロのところでは、合唱の掛け合い。続くアダージョでは、ソロ(重唱)と合唱との対比がはっきり。
サンクトゥスはアルトソロに心温まりました。そして後半、テンポアップした合唱の追い込みの力強さもしっかり唱われました。
ベネディクトゥスの前半は女声のソロに話しかけるバスのどっしりした声が落ち着いていい味を出していました。後半、ハ長調に転調してからは 大きな音楽が素敵でした。
最後のアニュス デイ。冒頭のティンパニのロール(32分音符の同音反復)しながらの音の変化がとても素敵でした。そのあとはトランペット他管楽器によるファンファーレのあとの歓喜の爆発のような音楽。ハイドンの面目躍如の瞬間。合唱の合間にソロとなる瞬間の美しさは、最高!
ポリフォニックな様式を明瞭に示したようなこの演奏は、ハイドンの声楽音楽の