1953年から1956年にかけて録音された、バック・クレイトンのジャムセッションを収録
3枚組、16Pブックレット封入

カンザスシティ出身のウィルバー・ドーシー"バック"・クレイトン(1911-1991)は、最も記憶に残るスウィング・トランペッターの一人である。カンザスで音楽活動を始めたものの、1934年から1937年にかけてアメリカを離れ、上海で生活し、演奏活動を行うように。彼はおそらく、中国で有名になった最初の重要なジャズアーティストである。中国ではテディ・ウェザーフォードとバンドを組んで有名になった。
第二次日中戦争の前にアメリカに戻ったクレイトンはホット・リップス・ペイジに代わって、カウント・ベイシー楽団の主席トランペット奏者の座を射止める。ベイシー楽団に長年在籍しながらも、小さなグループでリーダーとして演奏、レコーディングを繰り返していた。
プロデューサーのジョン・ハモンドとジョージ・アヴァキアンが1953年から1956年にかけて、リーダーであるトランペッターのバック・クレイトンを共通項に、スウィング・セッションを次々と録音。コールマン・ホーキンス、ウッディ・ハーマン、アル・コーン、バディ・テイト、トラミー・ヤング、アービー・グリーン、フレディー・グリーン、ミルト・ヒントン、ジョー・ジョーンズと、豪華な顔ぶれがズラリ揃った。本作は元々は複数のLPでリリースされていた全てのセッションをオリジナルマスターテイクから収録。

発売・販売元 提供資料 （2023/08/31）