歴代メンバーが集結した"ANTHEM 35周年"ツアーから、本間大嗣が特別参加した2公演を完全収録!現在からデビュー前まで時を遡り各時代の魅力を見せつけた濃密な内容は、彼らが常に「今の自分達こそ最強」という誇りと共に突き進んできたことを証明している。本作は ANTHEM にとって、記念碑的な作品と言っていいだろう。 (C)RS
JMD(2021/10/07)
歴代メンバーが集結したANTHEM35周年ツアーから、本間大嗣が特別参加した2公演を完全収録!
現在からデビュー前まで時を遡り各時代の魅力を見せつけた濃密な内容は、彼らが常に「今の自分達こそ最強」という誇りと共に突き進んできたことを証明している。
本作はANTHEMにとって、記念碑的な作品と言っていいだろう。
【日本語解説書封入】
コロナ禍で2020年から2021年に延期されたANTHEMの35周年ツアーは、感染症対策の様々な条件をクリアしながら無事に全日程を終了した。5月8日・9日の仙台2公演で幕を開けたこのツアーは当初、6月5日の東京・EX THEATER ROPPONGI公演までの7公演が予定されていたが、その後6月11日に川崎・クラブチッタでの追加公演が入り、全8公演となった。その結果"ANTHEMの聖地"クラブチッタがツアー・ファイナルという美しい形に落ち着いたものの、大阪府の緊急事態宣言延長により商業施設の営業停止が5月31日までとなったため、5月22日の大阪・BIGCAT公演が6月16日に延期され、ツアー最終地は大阪となった。最後までコロナ禍に振り回された形だが、それを乗り越えてのツアー完遂は快挙と言っていい。
柴田直人<b>、清水昭男<g>、森川之雄<vo>、田丸 勇<ds>という4人の現役ANTHEMに歴代メンバーのMAD大内<ds>、トニー前田<vo>、坂本英三<vo>を加えて行なわれたこのツアー、当初の予定ではファイナルのEX THEATER ROPPONGI公演のみ"ANTHEMの4人目のシンガー"としてグラハム・ボネットが特別参加する予定だったが、今年の感染拡大状況ではグラハム来日は不可能。そこで急遽、本間大嗣<ds>の六本木への特別参加が決定、さらに川崎でもプレイすることになった。この六本木と川崎の2公演を完全収録したのが、この映像作品『ANTHEM 35th ANNIVERSARY TOUR』である。
今回のツアーはコロナ禍による制約もあって二部制ではなく、歴代のメンバーが入れ替わり立ち替わり登場する形で行なわれた。現在からデビュー前まで時を遡る形でANTHEMの歴史を網羅する19曲+アンコール1曲の濃密な内容は、このバンドがどの時代においても常に「今の自分達こそが最強」という誇りと共に突き進んできたのだということを明確に示している。「どの時代の楽曲も総て同等のパワーを持ちファンが熱烈に歓迎する」というのは理想ではあるけれども、それを実現するのは至難の業だ。だがANTHEMはそれを成し遂げた、世界的に見ても稀有なバンドなのである。この2公演を収めた今回の映像作品は、そんな彼らの偉業を讃える記念碑と言ってもいいだろう。
【メンバー】
柴田直人(ベース)
清水昭男(ギター)
森川之雄(ヴォーカル)
田丸勇(ドラムス)
【ゲストミュージシャン】
坂本 英三(ヴォーカル)
前田"トニー"敏仁(ヴォーカル)
大内"MAD"貴雅(ドラムス)
本間大嗣 (ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2021/10/01)