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    ユリイカ 2021年10月号 特集=円谷英二 ―特撮の映画史・生誕120年―

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    フォーマット ムック
    発売日 2021年09月28日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791704071

    構成数 : 1枚

    特集*円谷英二――特撮の映画史・生誕120年

    ■インタビュー
    「驚き」を創造する――円谷英二の感覚と技法 / 中野昭慶 聞き手・構成=馬場裕也

    ■歴史と現在
    円谷英二が生み出した特技監督という職種 / 小中和哉
    或る遺伝子の夢 / 田口清隆

    ■特撮の思考
    「特撮」再考――円谷英二が担わざるを得なかったもの / 切通理作
    幻想を具現化する――円谷英二の理想と方法 / 真鍋公希
    円谷英二の特殊技術と映像ジャンルとしての「特撮」 / 坂口将史

    ■特殊撮影の技術哲学
    技術は中立的か――円谷英二の美学とその臨界点 / 福嶋亮大
    円谷英二の見た南洋――帝国の残映とゴジラ映画前史 / 猪俣賢司
    災厄のなかの人びと――特殊技術・円谷英二による本多猪四郎監督作品について / 安 智史
    航空をめぐるオマージュ――円谷英二と飛行機表象 / 加藤夢三

    ■円谷英二、映画史に現わる
    円谷英二と東宝特殊技術課 / 佐藤利明
    政岡憲三と円谷英二――アニメーションと特撮の接線 / 萩原由加里
    円谷英二拾遺 / 鈴木聡司
    特殊撮影技術と博物館・アーカイブ / 髙橋 修

    ■演技する特撮
    表現史的に見た円谷=ゴジラ――その日本性 / 出口丈人
    世界を模型にした芸術の系譜 / 松下哲也
    円谷英二と児童映画――『ゲンと不動明王』を中心に / 志村三代子
    「南極基地建設」鳥瞰虫瞰――『妖星ゴラス』徹底検証ことはじめ / 高鳥 真

    ■円谷英二再発見
    無声映画としての特撮と円谷英二イズム / 満留浩昌
    円谷英二という名の呪い / 白倉伸一郎
    「円谷英二」の姿を探して。 / 内田裕基

    ■生きつづける"円谷"
    特撮の神様が遺したもの――円谷三代物語 / 白石雅彦
    円谷英二と実相寺昭雄――その形ならざる姿勢をつぐもの / 樋口尚文
    円谷英二とテレビ、特撮の未来――そして「技術」は「文化」となった / 馬場裕也

    ■特撮の裔
    作為的な演技。非作為的な記録。二つの交錯としての怪獣の死。 / 足立加勇
    児童文化の中の円谷英二――「映画の魔術師」が滝ヶ森湖でウルトラマンに出会うまで / 森下 達
    ゴジラが沖縄をめざすとき――円谷英二を遠く離れて / 柳井貴士

    ■映画人・円谷英二
    円谷英二主要作品解題 / 藤原征生+近藤秀樹

    ■連載
    私の平成史 20 / 中村 稔

    ■物語を食べる*9
    家畜人は知性ある猿だとか(上) / 赤坂憲雄

    ■詩
    パリ / 平田詩織

    ■今月の作品
    鎌田尚美・井上美帆・茉莉亜・ショートパス・大竹尋也・澁澤 赤 / 選=和合亮一

    ■われ発見せり
    小指の近所探検記 / 小指

    表紙・目次・扉=北岡誠吾

    1. 1.[ムック]

    生誕120年
    時代劇映画に新たな陰影を与え、航空機というスペクタクルを演出し、戦争映画の輪郭に携わった。戦後、「特技監督」という職掌を確立し、『ゴジラ』を本多猪四郎とともに監督する。そして『ウルトラマン』へ――特撮という営為に結実していく円谷英二の映画史を描きなおす。

    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: 円谷英二

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