注目のロンドンのシティ・ポップ・バンドPREPの昨年リリースしたファースト・アルバムのアナログ盤が再プレス!限定Translucent Orange Vinylで登場!お早めに!
EPのリリースのみながらアジア圏を中心に爆発的人気を博し、サマーソニック2019を含む2度の来日を果たすなど、大きな注目を集めるロンドンの4人組シティ・ポップ・バンド、PREPの待望のファースト・フルレングスにしてセルフ・タイトルのアルバム『PREP』
何年もの歳月をかけて制作し遂に完成したこのアルバムは、バンドとしての彼らを完全に表現していると同時に、彼らの様々なバックグラウンドを反映している。そのアーティスティックなセンスは、AlunaGeorge、George Fitzgerald、Kasabian、Celesteなど、PREPのメンバーが何年にもわたって一緒に仕事をしてきたアーティストの名前にも引けを取らない。
ファンク、ソウル、ポップの要素を織り交ぜ遠距離ロマンスを歌ったファースト・シングル「Pictures Of You」やロマンチックでスローなラヴ・ソングとして始まりシンセを効果的に駆使することで、誰かを想い胸が痛むようなトラックへと変貌を遂げたセカンド・シングル「「On and On」などをはじめ、盟友VulfpeckのCory Wong(PREPの楽曲に参加暦あり)、Unknown Mortal Orchestra、Thundercat、Tyler the Creator、Mac DeMarcoなどの現代的なエッセンスも吸収し、ファンクトロニックでシンセティックで刺激的なサウンドを展開。2015年から活動開始し、正体不明のバンドとして2016年にデビューしてからその楽曲のクウォリティと中毒性のあるライヴ・パフォーマンスで着実に支持を集めてきた彼らの、バンドとしての成熟が窺える渾身のファースト・アルバム。
発売・販売元 提供資料(2021/10/12)
それぞれ別のバックグラウンドを持つ畑違いの4人が集まり、数枚のEPや〈サマソニ〉出演でも評価を高めてきたロンドンのソウル~AORバンドがいよいよ初のフル・アルバムをリリース。いわゆるネオ・シティー・ポップの爛熟や日本産シティー・ポップ再評価の流れにももちろんフィットしつつ、その言葉を冠されるような音楽の平均的な気持ち良さに留まらない魅力があるのはヴルフペックにも通じるところ。最高です。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.443(2020年10月25日発行号)掲載)