都会的なサウンドの中にも温もりのあるボーカルワークまたデビット・フォスターを彷彿とさせるピアノアレンジに定評のある『歌うピアニスト』キクチタケシ。デビュー15周年を記念するアルバムがついに完成!吟遊詩人的な弾き語りサウンドからの脱皮を感じさせ和製AORサウンドを開拓する意欲作である。
シティポップファンにも届けたいミディアムバラード『Lotus』またフィリーソウルを感じさせる『Still Rain』では清水明日香とのデュエットを聞かせる。聴く者を飽きさせない充実の一枚となっている。

2006年『街』でのデビュー以来、地元横浜から、全国へとライブ活動の幅を広げてきたキクチタケシ。今回のアルバムでは、東京で活躍するミュージシャン、ドラム白根佳尚、ギター植木栄、ベース熊代崇人、パーカッション山下あすかといった強力なリズム隊を迎えた楽曲。そして、大阪からギター山本晃平、MPCプレイヤーのUSAGIを中心に構成されたメンバーでの楽曲。この二つのプロジェクトが見事に融合。楽曲ごとに多彩な色合いを奏でている。そしてここ数年、力を入れているストリングスをフィーチャーしたインストルメンタル楽曲も収録。一枚を通してストーリー性を感じさせる内容となっている。またJiLL-Decoy associationのボーカル、chihiRo-Decoyのソロアルバムに作曲提供した『花火』では、オリジナルとはまた違う解釈、アレンジを展開。男性が歌う切なさ、力強さを伝えるバラードとなっている。

発売・販売元 提供資料 （2022/08/26）

都会的なサウンドの中にも温もりのあるボーカルワークまたデビット・フォスターを彷彿とさせるピアノアレンジに定評のある『歌うピアニスト』キクチタケシ。デビュー15周年を記念するアルバムがついに完成!吟遊詩人的な弾き語りサウンドからの脱皮を感じさせ和製AORサウンドを開拓する意欲作である。シティポップファンにも届けたいミディアムバラード「Lotus」、またフィリーソウルを感じさせる「Still Rain」では清水明日香とのデュエットを聞かせる。聴く者を飽きさせない充実の一枚となっている。 (C)RS

JMD （2021/09/14）