No BusesのGt.&Vo.としても活動中の近藤大彗によるソロ・プロジェクト=Cwondo。2021年初めにリリースされたデビュー・アルバム『Hernia』も記憶に新しい中、驚異的なスピードで早くもセカンド・アルバムが完成! (C)RS
JMD(2021/09/15)
No BusesのGt.&Vo.としても活動中の近藤大彗によるソロ・プロジェクト=Cwondo。
今年初めにリリースされたデビュー・アルバム『Hernia』も記憶に新しい中、驚異的なスピードで早くもセカンド・アルバム『Sayounara』が完成!
デビュー・アルバム『Hernia』収録曲"Kochi"はロンドンのレーベル<PC Music>のPLAYLIST「Perfect Music Friday」に選曲!
前作のアルバム『Hernia』から間もなくリリースされる2ndアルバム『Sayounara』。
M1「Lulala」から穏やかに始まったと思いきや目紛しい展開を見せる。
そこから軽やかに駆け抜けるM2「Bowyer」に始まり、優しく展開していくM3「Circle」から激しく転がるようなM4「108」へと進んでいく。
M6「Skydriving」はCwondo活動開始当初からのポップさを孕みつつ、気持ちよく鳴らされるギターワークが魅力の1曲である。
M7「Redngreen」からアルバムの後半に差し掛かると共に、落ち着きを保ちつつゆるやかに上昇していき、アルバムタイトルのフレーズも兼ねたM9「Sayounarabyebye」は哀しくも煌々たる音を繰り広げる。
アルバム最後は、M11「Somewhere」でCwondoらしいノスタルジーを感じさせる一曲で締め括る。
発売・販売元 提供資料(2021/09/10)
今年初頭にデビュー作を発表した近藤大彗のソロ・プロジェクトが早くも2作目をリリース。ミニマルなシーケンスとギターやピアノが溶け合ったサウンドスケープが美しく、そこから浮かび上がる歌声は、おぼろげでありながらポップな感触を楽曲にもたらしている。オルタナ・ロックをひしゃげた音像で提示する"Skydriving"や日本語で沈鬱な詩情を紡いだ"Sayounarabyebye"がソングライターとしての確かな力量を示す仕上がりだ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.456(2021年11月25日発行号)掲載)