『ニューヨーク9番街57丁目』(2016)以来、5年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム。世界的規模のパンデミックによる混乱に見舞われた1年間に書かれた曲を収録。レコーディングの多くをリモートで行わざるを得なかった今作のテーマは、離れ離れになった人々の間に橋を架けることだという。 (C)RS
JMD(2021/09/04)
『ニューヨーク9番街57丁目』(2016)以来、5年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム
世界的規模のパンデミックによる混乱に見舞われた1年間に書かれた曲を収録。レコーディングの多くをリモートで行わざるを得なかった今作のテーマは、離れ離れになった人々の間に橋を架けることだという。
ミュージシャン:ドミニク・ミラー(ギター)、ジョシュ・フリーズ(ドラム)、ブランフォード・マルサリス(サックス)、マヌ・カッチェ(ドラム)、マーティン・キーゼンバウム(キーボード)、フレッド・ルノーディン(シンセサイザー)、メリッサ・ムジーク、ジーン・ノーブル、ジョー・ローリー、ライラ・ビアリ(バッキング・ヴォーカル)
プロデュース:スティング&マーティン・キーゼンバウム(「ラヴィング・ユー」のみスティング、マヤ・ジェーン・コールズ&マーティン・キーゼンバウム)
◆日本盤ボーナス・トラック1曲収録(14)
◆スティングによるライナーノーツ・日本語訳付
発売・販売元 提供資料(2021/09/03)
5年ぶりのオリジナル新作は、パンデミックの状況下で書かれた楽曲をまとめたもの。今回のテーマは表題そのままにさまざまな距離や分断に橋を架けることだそうで、オープニングの"Rushing Water"から気合いの伝わる堂々の完成度。盟友ドミニク・ミラー(ギター)ら近年のライヴ・メンバーが演奏したほか、久々にブランフォード・マルサリスの参加もあり。過去の名曲をセルフ・オマージュしたような局面でも楽しませてくれる。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.456(2021年11月25日発行号)掲載)