三者相乗するインダストライバル・ユニット、M.U.D.R.O.M.のファースト・アルバム! (C)RS
JMD(2021/11/19)
『三者相乗するインダストライバル・ユニットM.U.D.R.O.M.のファースト・アルバム!』
またしてもφononから新時代のトリオ・ユニットが登場する。ベテラン電子音楽家のルビオラ、EP-4のパーカションを担当するユン・ツボタジ、そしてドラム・パーカッショニストとして幅広く活動するアートハンド──豊富なキャリアで関西を中心に活動する3人のグループ「M.U.D.R.O.M.(マッドロム)」。呪術的陶酔と昂揚に満ちた黒いインダストリアル……デビュー!
《φonon (フォノン)》は、伝説のインディー・レーベル《SKATING PEARS》のサブレーベルとして2018年2月に始動。SKATING PEARSは当初カセットテープ・メディアを中心に多彩な作品をリリースしてきたが、φononは佐藤薫のディレクションによって主にエレクトリック/ノイズ系の作品を中心にリリースする尖鋭的なレーベル。
新たなトリオ・ユニット"M.U.D.R.O.M./マッドロム"のファースト・アルバム『THE END OF THE LOOP』をお届けしよう。マッドロムは、電子音楽家としての活動や電子楽器テノリオンの公認奏者として知られる"ルビオラ"と、日本のオルタナ系最重要カルト・グループ EP-4 でパーカションを担当する"ユン・ツボタジ"、そしてラテン系ドラマー/パーカショニストとして幅広い活動を展開する"アートハンド"──、関西を中心に'80年代より現役で活動を続ける三者の出会いから結成されたユニットだ。エレクトロニック/ラテン/ファンク……などに、トライバルな要素を融合させた「黒いインダストリアル」サウンドを身上とする。
本作『ジ・エンド・オブ・ザ・ループ』は、ルビオラが制作したトラックを脱構築しつつ、電子的に組み換えたユン・ツボタジのパーカッションを軸に再構築。そこにアートハンドが即興演奏で参加し、最後にシンセティックなトリートメントを施すというのがプロダクションの基本的なフローだという(ライヴ演奏ではどんなアイデアが提示されるのかが楽しみになるコンセプトだ)。こうして黒いインダストリアルが強度を増しながら、自ら「インダストライバル (Industrial+Tribal)」と名づける新ジャンルのサウンドへの方向性を見極めた、新時代の部族的グルーヴを創出している。
ライナーノーツ:中村弘二(ナカコー)
ジャケットデザイン:Material (Mgmd A Org)
発売・販売元 提供資料(2021/09/17)