フォーマット |
CD |
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構成数 |
15 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2021年12月03日 |
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規格品番 |
4851582 |
レーベル |
|
SKU |
028948515820 |
エーリヒ・クライバー(1890-1956)の没後65周年を記念してデッカより録音全集CD15枚組BOXセットが発売されます。限定盤。オリジナル・ジャケット仕様。
モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーの交響曲集、ドヴォルザーク、ヘンデルの序曲集、歌劇『フィガロの結婚』『ばらの騎士』が収録されています。
演奏はロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、パリ音楽院管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ケルン放送交響楽団。
ジョン・トランスキーによる「ボーナス・ドキュメンタリー・オーディオ」付き。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
構成数 | 15枚
合計収録時間 | 15:52:51
《CD 1》
1) ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『天体の音楽』Op.235
2) J.シュトラウス2世:喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
3) ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』Op.92
4-7) チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
[演奏]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)
パリ音楽院管弦楽団(4-7)
[録音]
1948年2月、ロンドン(1-3)
1949年7月、パリ(4-7)
《CD 2》
1) ヘンデル:歌劇『エジプト王妃ベレニーチェ』より「アンダンテ・ラルゲット」
2-5) モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
6-10) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
[演奏]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1949年4月(1-5)、1948年2月(6-10)、ロンドン
《CD 3》
ベートーヴェン:
1-4) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
5-8) 交響曲第7番イ長調Op.92
[演奏]
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]
1950年5月、アムステルダム
《CD 4》
1-4) ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
[演奏]
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ジークリンデ・ワーグナー(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1952年6月、ウィーン
《CD 5》
ベートーヴェン:
1-4) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
5-9) 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
[演奏]
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]
1953年9月、アムステルダム
《CD 6》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』
[演奏]
パリ音楽院管弦楽団
[録音]
1953年10月、パリ
《CD 7》
モーツァルト:6つのドイツ舞曲K.600より
1) 第1番ハ長調
2) 第5番ト長調
3) 4つのドイツ舞曲K.602より第3番ハ長調『ライエル弾き』
4) 3つのドイツ舞曲K.605より第3番ハ長調
5-8) 交響曲第39番変ホ長調K.543
9-12) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレート』
[演奏]
ケルン放送交響楽団
[録音]
1956年1月(1-8)、1953年11月(9-12)、ケルン
《CD 8》
1-4) ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
5-8) ウェーバー:交響曲第1番ハ長調Op.19
[演奏]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-4)
ケルン放送交響楽団(5-8)
[録音]
1955年4月、ウィーン(1-4)
1956年1月、ケルン(5-8)
《CD 9-11》
R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』
[演奏]
セーナ・ユリナッチ、マリア・ライニング
ヒルデ・ギューデン
ユーディト・ヘルヴィヒ
(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(メッゾ・ソプラノ)
アントン・デルモータ
ペーター・クライン
(テノール)
アルフレート・ペル(バリトン)
ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)
ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1954年6月、ウィーン
《CD 12-14》
モーツァルト::歌劇『フィガロの結婚』K.492
[演奏]
リーザ・デラ・カーザ
ヒルデ・ギューデン
スザンヌ・ダンコ
(ソプラノ)
アルフレート・ペル(バリトン)
チェーザレ・シエピ
フェルナンド・コレナ
(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]
1955年6月、ウィーン
《CD 15》
[ボーナス・ドキュメンタリー・オーディオ]
「Erich Kleiber - Tetimonies」(ジョン・トランスキーによる)
【演奏】
エーリヒ・クライバー(指揮)
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
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6.[CD]
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15.[CD]
デッカのインターナショナル盤によるエーリッヒ・クライバーの録音を集大成したCDが発売されました。この中の目玉商品は、なんと言ってもロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とのベートーヴェンの交響曲第6番《田園》とステレオ初期のウィーン・フィルとのモーツァルトの《フィガロの結婚》全曲です。
ベートーヴェンの《田園》は、モノーラル時代最高の演奏と言われたものです。今まで、何回か様々なレーベルから発売されましたが、どの盤も音が痩せていて貧弱で、高音がハイ上がりで、とても聞くに耐えない演奏でした。
聞いた瞬間「やった!これだよ!ついに理想の盤と出会えた!」と心の中で叫びました。テンポを比較的早めにとった流麗で自然な演奏で、音に厚みがありふくよかです。弦の高音もなめらかで、ヒステリックなところがなく、管楽器の美音にも感動します。インターナショナル化した現在のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との音と違い、いい意味でローカルな味わい深い“アムステルダム・コンセルトヘボウ”の響きを味わうことができて、とても幸福です。
ブルーノ・ワルターの演奏と双璧をなすものです。また、レ・プレイアードの演奏による弦楽六重奏盤(NMM070)以来感激した《田園》です。
《フィガロの結婚》はステレオ初期の録音ですが、やはり高音のヒステリックなキツさがなく、音が全体に厚みがあり、ふくよかで、滑らかです。歌手の歌も、前に張り出した感じがあり、流麗です。ウィーン・フィルにも言えることですが、今のウィーン・フィルの響きはインタナショナル化してしまい残念ですが、この頃のウィーン・フィルは、良い意味でローカルの味を残した艷やかな響きがあります。
リーザ・デラ・カーザ、シュザンナ・ダンコの歌声もリニューアルして素晴らしいですが、なんといってもヒルデ・ギューデンの歌のなんと艶めかしいことか!
《田園》にしても、《フィガロの結婚》にしてもリマスターの賜物です。
ボックスなので、高価で、不利なところはありますが、この2曲を聞くためでも購入して損のないCDです。何度でも聞きたいCDです。
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