脈動に音楽の源を聴く!

200年前に作られた1本のギターで誰も予想だにしなかった演奏を次々と実現するギタリスト西垣正信。2020年にリリースした「ドメニコ・スカルラッティ」そして「ドビュッシー&ラヴェル」に継ぐ人間の大地「脈動」を追求した編曲と演奏がこの「PULSE 脈動」です。

今から百年前にヨーロッパを襲った感染と大戦の危機のなか、クラシック音楽は新しい世界を手にしました。"脈動"肉体を肯定する音楽の世界です。それは西垣にとってもバッハやベートーヴェンがもつ「構造やストーリー」に対峙し匹敵する価値のものです。
アメリカのジョージ・ガーシュウィンとスペインのマヌエル・デ・ファリャ。自身の文化の混在をそのままリズムとして体現し、リズムの躍動という共通の言語によって普遍な世界に達しました。リズムの躍動つまり人間の"脈動"に音楽の源を見出した西垣はこの編曲と演奏を決意します。

今回の録音では、細かな生々しい音を雑音までもマイクが捉えたままにほぼ無編集でCDにプレスしました。また使用している200年前のフランスのギターの低音は一般的なギターの音域よりもかなり低い周波数60Hz以下まで出ているので、録音には30Hzまで収録しています。それはガーシュウィン、ファリャ、楽器、演奏者そして切り開かれた新しい時代・・すべての脈動を音として残すためです。今こそ人が求めている手ざわりある何かの実感、それがここにあるのかもしれません。

発売・販売元 提供資料 （2021/08/18）

200年前に作られた1本のギターで誰も予想だにしなかった演奏を次々と実現するギタリスト西垣正信。2020年にリリースした「ドメニコ・スカルラッティ」そして「ドビュッシー&ラヴェル」に継ぐ人間の大地「脈動」を追求した編曲と演奏がこの「PULSE 脈動」です。今回の録音では、細かな生々しい音を雑音までもマイクが捉えたままにほぼ無編集でCDにプレスしました。また使用している200年前のフランスのギターの低音は一般的なギターの音域よりもかなり低い周波数60Hz以下まで出ているので、録音には30Hzまで収録しています。それはガーシュウィン、ファリャ、楽器、演奏者そして切り開かれた新しい時代・・すべての脈動を音として残すためです。今こそ人が求めている手ざわりある何かの実感、それがここにあるのかもしれません。 (C)RS

JMD （2021/08/28）