フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年10月20日 |
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規格品番 |
WPCR-18455 |
レーベル |
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SKU |
4943674344062 |
日本におけるHR/HMの世代交流の立役者として君臨するトリヴィアムの2020年『ホワット・ザ・デッド・メン・セイ』以来1年振り、通算10作目となるニューアルバム!
前作『What the Dead Men Say』でもタッグを組んだJosh Wilburがプロデュースとミックスを担当。
新型コロナウイルスによるロックダウン期間において制作されたという「In the Court of the Dragon」、ベースのパオロ・グレゴリートは、曲の成り立ちについて以下の様に語っている。
「俺たちは昨年(2020年)のツアーが全くない状況にて、この「In the Court of the Dragon」に合うようなリフを探すことからスタートしたんだ。この不確実さというものを逆に味方につけようと思ったし、リミットをかけることなく制作したかった。通常だったら楽曲を練り上げていく時間の消費を気にしなければならないからね」
「この楽曲(「In the Court of the Dragon」)のタイトルは、アメリカの作家Robert W. Chambersのショート・ストーリーから名づけられている。そのストーリーは恐怖と不確実性に満ちていて、それはまさしく我々が昨年(2020年)から過ごしてきたあの時間と全く同じことの様に感じられるんだ。それを直接伝えるのではなく、むしろ音楽のストーリーを構築して別のルートで表現しようと思ったのさ」
「これまでの俺達の曲やアルバムと同様、この曲は神話に基づいた歌詞からはじまるんだ。しかし従来と違うのは、今回は音楽に沿うように独自のストーリーを俺達で考え出したんだ。こういう、人生に一度しかないであろう事柄がきっかけになったけど、自由にストーリーを捜索し、デッドラインを気にすることなく音源制作したことは俺たちのこれまでの経験を振り返っても最も実りある制作活動になったと思う。(この作品が)皆の期待に応えていることを願うよ」
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:03:20
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1.[CD]
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前作同様、ジョシュ・ウィルバーをプロデュースに迎えた10作目。勇壮なジャケが物語るように、冒頭の"X"~表題曲に雪崩れ込む幕開けから引き込まれた。起承転結を踏まえた楽曲構成もさすがの出来映えで、またアグレッシヴな破壊力に長けた演奏は過去作を凌ぐレヴェルである。コロナ禍で生まれた時間を有効利用し、妥協なく突き詰めた音像も迫力十分。全10 曲すべてライヴで映えそう。
bounce (C)荒金良介タワーレコード (vol.455(2021年10月25日発行号)掲載)