そのサウンドとメッセージで世界に革命を起こし続ける、70年代アメリカ西海岸のファンク・シーンの代表的存在、ウォー。数々の大ヒット曲を生み出してきた彼らの50周年を記念して、1976年に発表しプラチナム・ディスクを獲得する『THE GREATEST HITS』の拡張盤とも言うべき彼らのキャリアを総括する新たなるベスト・アルバム『GREATEST HITS 2.0』がここに登場!
世界中の人々の心と腰を鷲掴みにしてきた彼らの最高のサウンドが、再び今世界を揺らす!
1969年、カリフォルニア州ロングビーチで元アニマルズのエリック・バードンを中心に結成されたウォー。多様な人種からなるメンバーにソウルやジャズ、ラテンやファンク、R&B、ロックなど様々なジャンルをクロスオーヴァーさせた音楽性で一躍注目を集めた彼らは、人種の壁を音楽によって取り払い、幅広いファンを獲得していった。タワー・オブ・パワーやスライ&ザ・ファミリー・ストーンと共にアメリカ西海岸のファンク・シーンを牽引し、幾度かのメンバー・チェンジを経ながら、現在も最初期からグループを支え続けるキーボード・プレイヤーのロニー・ジョーダンを中心に活躍している。1970年にエリック・バードン・アンド・ウォー名義でデビュー、その翌年1971年にはウォー名義での初のアルバムとなる『WAR』を発表した彼らは、以降現在までの50年にわたり、そのサウンドとメッセージで世界に革命を起こし続けているのだ。
この50周年を記念して、ストリーミング・イベントが数々行われているのだが、今回、彼らの全キャリアを網羅する新たな2枚組ベスト・アルバム『GREATEST HITS 2.0』が発売されることとなった。このアルバムは、1976年に発表しプラチナム・ディスクを獲得した名ベスト盤、『THE GREATEST HITS』の拡張版ともいえる作品で、彼らの代表曲や世界で愛されるナンバーをたっぷり2枚のディスクに収録した、ウォー決定版的ベスト・アルバムとなっており、全24曲を収録した2枚組CD、そして全20曲を収録した2枚組アナログ盤という2形態での発売となる。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2021/09/03)
2枚組CDには、1970年から1994年の間にレコーディングされていた全24曲が収録されている。「Slipping Into Darkness」や「The World Is Ghetto」、「The Cisco Kid」や「Summer」といったゴールド・ディスクを獲得したシングル曲、そして同じくゴールド・シングルに認定され実に31週にわたってチャートにランクインし、宇宙飛行士同市が友情の精神で結ばれた米ソの宇宙ミッションのサウンドトラックとしても使われ、現在では1億回以上のストリーミング再生数を叩き出す代表曲「Why Can't We Be Friends?」、そして2014年にグラミー賞殿堂入りを果たしたR&Bスマッシュ・ヒット曲「Low Rider」といった楽曲がたっぷりと収録されている。2枚組アナログ盤は少し収録曲が少なく、全20曲収録となっている。
ロサンゼルス・タイムス紙のコラムニストであるGustao Arellanoは、今作のライナーノーツの中でこうコメントしている。 「『GREATEST HITS 2.0』は、ウォーの創造性と商業的成功のピークを捉えた作品というだけではないアルバムだ。もちろん、エリック・バードンの時代から1982年の少々過小評価された『OUTLAW』の楽曲まで、すべての大ヒット曲が年代順に収録されている。しかし、私がこのコレクションを気に入っている理由の一つは、完璧な南カリフォルニアの日曜日の午後にぴったりのシンフォニック組曲となっている点だ。世界中の誰もが実際に経験したいと願いながらも夢見ることしかできないあの空気感を、このアルバムを最初から最後まで通して再生することで、実際にその場にいるような気持ちにさせてくれる」(2/2)
発売・販売元 提供資料(2021/09/03)