モダン・ジャズ・シーンの帝王、マイルス・デイヴィス。1947年のソロ・デビュー以来、時代の先端を行く新しいジャズ・ミュージックを創造し続け、数多くの若手ミュージシャンを育成&デビューさせるなどジャズ・シーンを牽引し、没後も様々なジャンルのミュージシャンに影響を与え、大きなリスペクトを受けているジャズ・ミュージシャンである。そんなマイルス・デイヴィスの第2期黄金期である60年代の貴重なライヴ・アーカイヴが遂にリリース!
1964年初の日本公演を終えたマイルス・デイヴィスはサム・リヴァースに替わり、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで頭角を現していたウェイン・ショーターを加入させ、新たなツアーをスタートさせる。ここにマイルス・デイヴィスが理想とする黄金のクインテットが誕生する。そしてスタートさせたツアーのヨーロッパ公演の中で1964年10月11日にイタリアはミラノで行われた公演はイタリア国営TV<RAI>でスペシャル番組として収録・放送される。今回は放送時に使用された音源を使用してのリリースである。約1時間全5曲のパフォーマンスは正式リリースされた同年9月25日のベルリン公演とは「枯葉」以外異なるセット・リスト。新たに参加したウェイン・ショーターがこのユニットに馴染んできただけに5人のミュージシャンが展開するインター・プレイの凄さはあまりに強烈だ。今回のリリースはマイルス・デイヴィス・ファンにとっては感涙モノになるに違いない!
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付き>
マイルス・デイヴィス(tp)
ウェイン・ショーター(sax)
ハービー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b)
トニー・ウィリアムズ(ds)
発売・販売元 提供資料(2021/08/17)