1973年にアンディ・パートリッジ、コリン・モールディング、テリー・チェンバーズ、そしてバリー・アンドリューズの4人によって結成されたXTCは1977年にヴァージン・レコードと契約、当時のニュー・ウェーヴ・ムーヴメントの中では独特のポップで異彩を放ち人気を獲得する。1979年にはバリー・アンドリューズの脱退に伴い、デイヴ・グレゴリーが加入する。1982年にテリー・チェンバースが脱退、以後3人で活動する。1986年にトッド・ラングレンがプロデュースした『スカイラーキング』は世界的なヒットを記録する。しかし現在はアンディ・パートリッジのみで実質活動休止状態である。ザ・ビートルズやビーチ・ボーイズ、そしてサイケデリック・ロックなどから影響を受けたXTCのサウンドはオリジナリティ溢れるもので日本のミュージシャンにも多大なる影響を与えている。そんなXTCの異なるサウンド・スタイルの貴重なライヴ・アーカイヴを遂にCDリリース!
1980年9月にリリースしたアルバム『ブラック・シー』が1981年に全米アルバム・チャートNo.41にランク・インしたことからアンコール・ツアーとして同年4~5月に全17公演のUSツアーを行う。その中で4月17日のニュージャージー州チェリーヒルで行われたコンサートはプロモーションの為に(米)PBSが収録・放送する。この放送時に使用された音源を使用してのリリースであり、このライヴ・アルバムはコンサートの模様を完全収録している。ニュー・アルバム『ブラック・シー』の楽曲が大半を占め、残りは前作『ドラムス・アンド・ワイアーズ』のナンバーを中心に構成されている。ニュー・ウェーヴ・ムーヴメントの異端児と評されているだけにパフォーマンスは単にパワーで押し切るものではなく、サイケデリック・ロックを感じさせるXTC独特のインテレクチュアルなパフォーマンスをたっぷり披露!
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ブックレット対訳付>
テリー・チェンバーズ(ds)
コリン・モールディング(vo, b)
アンディ・パートリッジ(vo, g)
デイヴ・グレゴリー(g, kbds, cho)
バリー・アンドリューズ(kbds, cho)
発売・販売元 提供資料(2021/08/17)