ブリティッシュ・ハード・ロック・シーンのパイオニア的存在、ユーライア・ヒープ。結成50周年を迎えたバンドのメンバーが選曲した"私選集"的アンソロジーが登場!今も尚ハード・ロック・ファンを魅了し続ける彼らの魅力をディープに掘り下げるには格好のアンソロジー『CHOICES』発売!
ブリティッシュ・ハード・ロック・シーンのパイオニア的存在、ユーライア・ヒープ。1970年、アルバム『VERY 'EAVY, VERY 'UMBLE』でデビューした彼らは、同時期にデビューしたディープ・パープルやレッド・ツェッペリンらとともにブリティッシュ・ハード・ロックの全盛期を引っ張って行く存在に。デイヴィッド・バイロンの個性的な高音ヴォイス、ケン・ヘンズレー(key)とミック・ボックス(g)の叙情的プレイを看板とするドラマティックなハード・ロックで人気を獲得した彼らは、1971年に『LOOK AT YOURSELF/対自核』、1972年に『DEMON AND WIZARDS/悪魔と魔法使い』、『THE MAGICIAN'S BIRTHDAY/魔の饗宴』と、次々に名盤をリリースし、そのプログレッシヴ・ハード・ロックな音楽性とともにバンドとして一つの頂点を極める。その後も数々のメンバー・チェンジやレーベル移籍、そして活動休止期間を乗り越えながら、オリジナル・メンバーのミック・ボックスを中心に今も円熟味のあるブリティッシュ・ハード・ロックを聴かせてくれている。ここ日本にも1973年に初来日公演を実現させて以来、1991年、2010年、2016年、そして2018年と通算5回の日本公演を行っている。
50年にも亘るキャリアの中で24枚のスタジオ・アルバムをリリースしてきたユーライア・ヒープのメンバーによるディープな"私選集"的コレクションがリリースされる。これまでのバンドのリイシュー・プロジェクトでも監修を務めてきたオリジナル・メンバーであるギタリスト、ミック・ボックスがキュレートした本作には、それぞれのメンバーも制作に関わっており、各メンバー(ミック・ボックス、バーニー・ショウ、フィル・ランソン、ポール・ニュートン、ケン・ヘンズレー、リー・カースレイク)それそれが自ら選曲したディスク、さらにそれぞれのアートカードがフィーチャーされている。特に昨年相次いで亡くなったケン・ヘンズレーとリー・カースレイクの選曲ディスクが収録されているのは、往年のユーライア・ヒープ・ファンには嬉しい所だろう。
「50年ものユーライア・ヒープが続くなんて、誰が想像しただろうか!俺たちの音楽が時代を超えて続いているのは、ファンのおかげだ。俺たちの音楽が存在しつづけ、ライヴで世界62カ国のファンを魅了し続けている。これ以上の喜びな無いよ」バンドのキャリアを振り返り、そうミック・ボックスは語る。今も尚ハード・ロック・ファンを魅了し続ける彼らを深堀するのに格好のアンソロジー作品の登場だ。
発売・販売元 提供資料(2021/08/20)