英国最大のメタル・バンドの一つ、約3年ぶり7枚目のニュー・アルバム。前作『グラヴィティ』(2018)では斬新なサウンド・アプローチを見せたが、今作は基本に立ち返り、鋭いソロや凄まじいリフを詰め込んだ、これまでで最もヘヴィで激しいサウンドのアルバムとなっている。 (C)RS
JMD(2021/08/11)
英国最大のメタル・バンドの一つ、約3年ぶり7枚目のニュー・アルバム
前作『グラヴィティ』(2018)では斬新なサウンド・アプローチを見せたが、今作は基本に立ち返り、鋭いソロや凄まじいリフを詰め込んだ、これまでで最もヘヴィで激しいサウンドのアルバムとなっている。
・日本盤ボーナス・トラック収録(CD1-11)
・CD2にはサマーソニック2018ライヴ音源を5曲収録!
発売・販売元 提供資料(2021/08/10)
セルフ・タイトルを冠した7作目はメタルの真芯を射抜いた渾身の一枚だ。前作『Gravity』は電子音などを導入したミッドテンポの曲調が多い転機作であったが、今回はその反動だろうか、ヘヴィーかつスピーディー、鬼神の如き演奏で猛攻撃を仕掛けている。血管ブチ切れのシャウト・ヴォーカル、硬質なリフとリズムの嵐にアドレナリンは高まるばかりだ。特に前半5 曲目までは次世代のメタル界を担う気迫に満ちている。また中盤から後半にかけての"Rainbow Veins"Shatter"では爽快な合唱コーラスを取り入れ、スタジアム・ロック然とした華やかさも備えながら、後者ではパンテラばりのグルーヴ・メタルで威嚇。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.455(2021年10月25日発行号)掲載)