マイルス・デイヴィスの未発表ライヴ・シリーズ
1960、1964、1967年と3回に分けて連続発売!
Eternal GroovesのJAZZレーベル"Howlin'"からリリース
生誕95周年・没後30周年、帝王の歴史的名演が甦る!監修/ライナー:小川隆夫
マイルスとコルトレーンのラストツアー、チューリッヒ公演。
1960年4月8日、マイルス・デイビス・クインテットの名演。
イフ・アイ・ワー・ア・ベル、本ツアー唯一の演奏!
1955年にジョン・コルトレーンを、クインテットに抜擢したマイルス・デイビス。
数々の名作、名演を生んできたこのクインテットから、コルトレーンが独立を申し出て、彼のラストツアーとして行われた1960年の欧州ツアー。ツアー序盤のパリ(3月21日)、ストックホルム(3月22日)、そしてコペンハーゲン(3月24日)公演が、2018年に陽の目を見ましたが、まだ未発表ライヴは残されていました。約3週間のツアーの終盤、4月8日のスイス、チューリッヒ公演を収録したのが本作です。
この日は珍しく4年前のアルバム『リラクシン』から「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」を演奏しています。テンポも速めに始まると、マイルスのソロを受けて、さらに熱を帯びたコルトレーンの演奏が聞けます。
ぎりぎりの均衡状態を保ちながら実に17分近くにも及びます。そして本ツアーでは毎回演奏している「ソー・ホワット」。この日の演奏は味わい深く、マイルスは同曲でもベストと思えるソロと言われています。
Getty Images写真使用ジャケット。
小川隆夫による監修、ライナーノーツ。
Eternal Groovesの"Howlin'"シリーズから登場!
Kongresshaus, Zurich. Switzerland. April 8, 1960
Miles Davis - trumpet
John Coltrane - tenor saxophone
Wynton Kelly - piano
Paul Chambers - bass
Jimmy Cobb - drums
発売・販売元 提供資料(2021/10/06)
ジョン・コルトレーンとのラストツアーとなった1960年・欧州ツアーからは、パリ、ストックホルム、そしてコペンハーゲン公演のライヴ音源が、近年やっと陽の目を見たが、まだ未発表ライヴは残されている。こちらは4月8日のスイス、チューリッヒ公演。この日は珍しく4年前のアルバム『リラクシン』から「If I Were a Bell」を演奏。熱くなったコルトレーンのアドリブは長尺になり、実に17分にも及んだ。そしてマイルスのベストのソロが聴ける「So What」は、語り継がれる名演となる。地元放送局に残された高音質マスターから収録。 (C)RS
JMD(2021/08/05)