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脱「ひとり勝ち」文明論

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フォーマット 書籍
発売日 2009年06月05日
国内/輸入 国内
出版社ミシマ社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784903908137
ページ数 200
判型 46

構成数 : 1枚

1 脱「ひとり勝ち」文明へ

・高校生の九割が、「未来は悪くなる」と予測している時代
・温暖化問題は、まだ、本当には議論されていない?
・「ひとり勝ち」文明は、一回目の革命に過ぎない
・「科学の進歩」は「思想の自由」で生まれる!
・トランジスタも太陽電池も量子力学から生まれた
・「変化」「革命」は、想像よりも近くにあるもの
・世界一のチャンスを「つかむ、逃す」の岐路に立っている
・太陽電池の普及は、「貧困」をなくしてくれるもの
・新しいワクの生まれやすい時代
・いまは、二回目の産業革命を迎える時代である

2 未来は、電気自動車の中にある

・ 「エネルギー問題」への回答を詰めこんだ電気自動車ができた
・電気自動車は、二十世紀技術を効果的に使った「未来の縮図」
・人間は、クルマを捨てられない生きもの
・東京から名古屋まで、電気自動車なら三百円で走れる
・「エリーカ」と他の電気自動車はどのようにちがうのか
・太陽電池は、産業化のいちばんおもしろいところにある
・太陽電池は、すぐに導入を始めるほど、いい効果を得ることができる

3 「エリーカ」開発で見えてきたこと

・人生の「タマ拾い」はしたくなかった
・プレゼンが人生の道を拓く
・五億円の予算で世界最大のレーザーレーダー装置を作る
・電気自動車は競争相手がいない……脱「ひとり勝ち」はここだ
・五年でできると思っていたら、三十年かかった
・リチウムイオン電池は、日本人が発明したものである
・自分は考えることに専念して、パッと開発を進めるという方法論
・クルマの定番は八輪車になる
・開発現場から見えてきた、脱「ひとり勝ち」社会とは

4 日本発、日本型の文明を!

・古い技術が新しい技術に変化するのは、わずか七年
・新しい技術に入れかわれば、マーケットは倍増する
・変化が起きにくいのは、バリューチェーンのワクがあるから
・「世論」がイノベーションのジレンマを断ち切る
・二十一世紀型文明の議論をするときがきた
・脱「ひとり勝ち」文明になれば、温暖化問題も抜本的に解決する
・経済的勝利よりも大切なもの
・困難な時代を「軟着陸」で乗りこえるために

  1. 1.[書籍]

二〇〇九年のいま、いわゆる、百年に一回の、「世界不況」「金融危機」と言われています。
百年に一回かどうかはさておき、「世界は、もしかしたら、よくない方に変化しているんじゃないのかなぁ……」
となんとなく実感している人は多いのではないでしょうか。
そういう時代に、高校生、大学生、新社会人の皆さんたちが、本当に求めているものは、「未来に希望を持っていい」という「事実」。
こういうことではないかと思います。
しかも、ウソやなぐさめではない事実、これを、若い人ほど渇望しているのではないでしょうか。
二十世紀の古いタイプのままの、アメリカをはじめとした先進国のそれぞれで、「ひとり勝ち」を目的、価値、勝利としてきたような文明は、そろそろ続けられなくなってきています。
「じゃあ、二十一世紀型の文明のモデルって、なんなのだろうか?」
このクエスチョンに、本書では、ぼくの過去の研究をもとに、かなりシンプルに、できるかぎりわかりやすく答えてゆきます。
(まえがきより一部転載)

『脱「ひとり勝ち」文明』 = 世界全体が豊かになる + 地球環境が良くなる

不況対策も地球温暖化もエネルギー問題も全て解決!!

エリーカ開発者が語る、「太陽電池と電気自動車」が作る新文明!

未来はこんなに明るいのだ!

作品の情報

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著者: 清水浩

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