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クラシック
CDアルバム
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シノーポリ/ニューヨーク・フィル名演集<タワーレコード限定>

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フォーマット CDアルバム
発売日 2021年08月25日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION
構成数 5
パッケージ仕様 -
規格品番 PROC-2346
SKU 4988031448526

構成数 : 5枚

【曲目】
<CD1>リヒャルト・ワーグナー:序曲/前奏曲集、ジークフリート牧歌
1. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 第1幕前奏曲
2. 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
3. ジークフリート牧歌、
4. 歌劇「ローエングリン」 第1幕前奏曲、 第3幕前奏曲

<CD2>リヒャルト・シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、死と浄化
1. 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 作品30
2. 交響詩「死と浄化」 作品24

<CD3>アレクサンドル・スクリャービン:交響曲 第3番、第4番
1. 交響曲 第3番 作品43 「神聖な詩」
2. 交響曲 第4番 作品54 「法悦の詩」

<CD4>モデスト・ムソルグスキー:展覧会の絵、はげ山の一夜、他
1. モデスト・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(オーケストラ編曲:モーリス・ラヴェル)
2. モデスト・ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」
3. モーリス・ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ

<CD5>オットリーノ・レスピーギ:ローマ三部作
1. 交響詩「ローマの噴水」
2. 交響詩「ローマの松」
3. 交響詩「ローマの祭り」

【演奏】
グレン・ディクテロウ(ヴァイオリン・ソロ)(DISC3)
フィリップ・スミス(トランペット・ソロ)(DISC3の2)
アンドレアス・ジュフィンガー(オルガン)(DISC3の2)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

【録音】
1985年10月(CD1)
1987年5月(CD2)
1988年1月(CD3)
1989年12月(CD4)
1991年4月(CD5)
ニューヨーク

【原盤】
Deutsche Grammophon

【Original Recordings】
Recording:
State University Of New York, Purchase, 10/1985(CD1)
Manhattan Center, New York, 5/1987(CD2), 1/1988(CD3), 12/1989(CD4), 4/1991(CD5)

Executive Producers:
Gunther Breest(CD1/CD2/CD3)
Wolfgang Stengel(CD4/CD5)

Recording Producer:
Wolfgang Stengel

Balance engineers:
Karl-August Naegler(CD1)
Klaus Hiemann(CD2/CD3/CD4)
Helmut Burk(CD5)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]
  4. 4.[CDアルバム]
  5. 5.[CDアルバム]

※国内盤初セット化
※デジタル録音
※マルチケース仕様
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットも一部掲載)
※解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説)他、作品解説含む解説書合計24ページ

作品の情報

商品の紹介

<シノーポリ没後20年企画>
NYフィルとの初録音となった1985年の「ワーグナー」から91年収録の「ローマ三部作」まで、協奏曲以外の盤を録音順に集成。
国内初セット化。新規序文解説付

2021年に没後20年を迎えた、指揮者ジョゼッペ・シノーポリ(1946.11.2-2001.4.20)がDGレーベルへ残した多くの録音のなかから、現在市販で手に入りにくいアイテムをタワーレコード企画盤として再発、もしくは再セット化するシリーズの第1弾。これまでも当企画盤ではシノーポリの音源を多くリリースしてきました。シノーポリが録音をスタートしたのはちょうどLPからCDに移行する期間で、当初は作曲家として現代音楽の音源をDGに録音していましたが、むしろ注目されたのはヴェルディのオペラからでした。音源でも1982年にDGへ「ナブッコ」を、翌年にはPHILIPSへ「マクベス」を録音し、その後交響曲を始めとしたレパートリーを収録するなど、CD初期の音源需要の高さに応える形で数多くの録音が行われたのは周知の事実です。オペラで注目され、1983年11月にはVPOと序曲集も録音するなど、イタリアオペラが特に評価されました(2001年に亡くなった際も「アイーダ」の指揮中でした)。そして、1983年にウィーン・フィルと収録を行ったシューマンの交響曲第2番が、精神医学を修めたシノーポリの知見が反映された録音として特に注目を集めることになります。その後、1984年にフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者に就任後はDGの看板指揮者のひとりとして、マーラーをはじめ多くの音源が残されました。(1/2)
タワーレコード(2021/07/28)

今回復刻するニューヨーク・フィルとの一連の録音は、シノーポリが当時音楽監督であったメータ時代に客演した際にワーグナーの序曲・前奏曲集が収録され、発売された際はこの組み合わせに驚いた記憶があります。シカゴ響と並んで当時バリバリのアメリカの第1線のオケと、むしろ繊細なまでの解釈を行うシノーポリとのミスマッチを予想しましたが、実際は全くの危惧でした。当時のライヴを含め相性は非常に良かったようで、この音源でもオケのコントロールの巧みさと、落ち着いたテンポによる重厚感はこれまでアメリカのオケではあまり聞くことができないほど完成度が高いものと言えます。このアルバムの成功もあって、客演の最にDGへ録音を重ねて行き、最終的には6作のアルバムが残されました(このBOXではシャハムの伴奏盤を除いた5作としています)。「ツァラ」と「死と浄化」での内面を掘り下げた解釈もシノーポリらしく、スクリャービンではオケの底力とレベルの高さを、「展覧会の絵」では重厚な表現ながらも聴き応えのある演奏を(「ブイドロ」でのソロがC管チューバで演奏されている事も当時一部で話題になりました)、そして91年の「ローマ三部作」ではテンポが遅めながらも密度感ある響きに圧倒されます。70年代から低迷を続けていたニューヨーク・フィルは、1985年からDGにより収録されたバーンスタインによる一部のマーラー演奏と、これらのシノーポリ盤でユーザーのオケに対する印象が変わったのではないでしょうか。その後、P.スミスやJ.アレッシを始めとした強力な金管が、徐々に世代交代が進んだシカゴ響と入れ替わる形で世界最強の金管陣が構成されて行きます。シノーポリがオケの特質をつかみ、これらの録音により作品に新たな魅力を植え付けたと言っても過言ではありません。その意味でも、このBOXはシノーポリの盤歴に欠かすことのできない音源と断言できるでしょう。

今回、国内盤では初セットとなる仕様で再発売いたします。尚、解説書は新規で山﨑浩太郎氏による序文解説を掲載しました。また、各オリジナル・ジャケット・デザインも採用しています。今回のVintage+plus Vol.32は全3タイトルを発売します。(2/2)
タワーレコード(2021/07/28)

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