ジョーン・アズ・ポリス・ウーマンことジョーン・ワッサーがニュー・アルバムをリリース。ザ・インヴィジブルのフロントマン、デイヴ・オクムと先ごろ亡くなった伝説のドラマー、トニー・アレンと書かれ、レコーディングされた『ザ・ソリューション・イズ・レストレス』リリース。
「Damon Albarnが2019年3月におこなわれたAfrica Expressのイヴェント、The Circusで、アフロビートのレジェンド、Tony Allenを紹介してくれた。Tonyと私はNina Simoneの"I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free"をプレイし、一緒にレコーディングすることを決めた。古くからの友人であったDave Okumuにロンドンンから来てもらい、一晩中、ジャムをした。そして、ロックダウンに入った時、私はその時にレコーディングしたものを使って『The Solution Is Restless』を書いた」とJoanは語る。
世界が止まっていた時、Joanは音楽の制作/リリースを続けた。Damon AlbarnとGorillazのアルバム『Song Machine』収録の「Simplicity」を書き、レコーディング。2枚目のカヴァー・アルバム『Cover Two』と初のライヴ・アルバム『Live』をリリースし、Afel Bocoumのアルバム『Linde』にも参加した。
Tony Allenは1968年から1979年にかけ、Fela Kutiのバンド、Africa 70のドラマー/ミュージカル・ディレクターを務め、Fela Kutiと共にアフロビートを作り上げたことで知られる。Dave Okumuはマーキュリー・プライズにもノミネートされたバンド、The Invisibleのフロントマンで、9月にはソロ・アルバム『Knopperz』をリリース。
発売・販売元 提供資料(2021/12/01)
ジョーン・アズ・ポリス・ウーマンことジョーン・ワッサーがニュー・アルバムをリリース。ザ・インヴィジブルのフロントマン、デイヴ・オクムと先ごろ亡くなった伝説のドラマー、トニー・アレンと書かれ、レコーディングされたアルバム。 (C)RS
JMD(2021/08/17)
ジョーン・アズ・ポリス・ウーマンとアフロ・サウンドといえば『Let It Be You』(2016年)を思い出すが、ロンドンで実現した3人のセッションを基にしたこのアルバムはもっとスポンティニアスな作品なんじゃないかと想像する。その密室感も含めジョーンならではのユニークなR&Bには違いないが、ファンキーで、よりプログレ的な仕上がりに。彼女にトニー・アレンを引き合わせたデーモン・アルバーンも1曲参加している。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.456(2021年11月25日発行号)掲載)